いわない温泉 高島旅館(北海道)

温泉総選挙で全国1位になったいわない温泉の高島旅館。ますます予約取りづらくなってるかな。毎年元旦に1年間の予約が取れる宿なので、元旦にGWをおさえた。元旦におさえなきゃ土曜日になんて泊まれないんじゃないかな。

岩内町は積丹半島西側の付け根に位置する港町。新千歳空港から札幌、小樽経由の高速で2時間半くらい。下道で、支笏湖の南側を通り倶知安町側から行くと3時間弱。

積丹半島を一望する岩内岳山麓に位置するいわない温泉。半径約500m以内の狭いエリアに、海水起源の“温まりの湯”と天水由来の“美肌の湯”の2つの異なる泉質の源泉がある。どちらも源泉かけ流しで、5つの温泉施設がある。

高島旅館は天水由来の“美肌の湯”という5号井源泉。

大浴場は1階の奥にあり、朝の9時半まで一晩中入ることができる。併設の露天風呂とサウナは22時までで、露天風呂は朝6時半から。

脱衣所はまず、広くてシンプルな洗面台コーナー。右奥に曲がったところが脱衣コーナー。

脱衣棚の向かいに浴室があり、奥のドアの先にサウナと露天風呂。内風呂から直接は露天風呂に行けない造り。

浴室に入るとむわっとものすごい熱気がこもっていて、サウナみたい。

壁際にシャワーが7つ。流れ出る温泉で染まったのか、まだらに焦茶色の床。泉質はナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉。

窓側に大きな長細い湯船。大きなガラス張りで自然光が差し込み開放的だけど、むわっとしてる。

切石の湯船で縁だけが杉の木造り。隙間から湯が溢れ出てる。

モール泉みたいな沼のような匂い。

湯口の温度は47度。こんなにも大きな湯船なのに、長細いのに、42.5度超え。もう少し冷めてもよくない?と思ってしまうのだけど。翌朝は42度でほんの少しマシだった。

源泉温度が49度。消毒もなしの源泉かけ流し。

少し泡付きがあり、ふわぬるの肌触り。

とてもpH 7.3の中性とは思えないほど、とろりとした湯感触。重曹泉ってこれほどとろりだっけ。

湯船の側面には薄茶色の湯の花が張り付いてる。

窓の外には露天風呂が見えてるけど、一旦浴室を出て脱衣場を通ってから外へ。その途中にサウナも。

サウナ用なのか、露天風呂にもシャワーがある。

露天風呂は檜の湯船。湯底がぬるりとかなり滑る。気をつけないと危ないほど。

自然の新緑の中で清々しい。

湯温は43度弱と熱め。翌朝は42.5度だった。土のような匂いがする。

分かりやすく縁から溢れるかけ流しで、気持ちがいい。

湯口は湯船の中で、パイプのそばで46度。熱いけど、とろとろでなんとも言えない湯感触。

玄関ロビーから出られる休憩処。クラフトビールとかもある。

想定以上の魚介尽くしだった。

個人的には朝ごはんがすき。

想像してたより温泉が良かった。完全な源泉かけ流し。熱すぎるのが残念だったので、寒い時期に来たらいいのかな。

 

いわない温泉 高島旅館
★★★
ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物泉
49.6度
pH 7.3
290ℓ/分
内風呂(男1 女1)露天風呂(男1 女1)
加温加水循環消毒なし
2024.5 宿泊

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