東京駅から特急しおさいで1時間40分の飯岡駅。駅からタクシーで10分ほど、旭市の飯岡海水浴場の目の前に建ついいおか潮騒ホテル。九十九里浜海岸の東端で、全30室オーシャンビュー。
元は国民宿舎いいおか荘。震災津波被害後、茨城の会社が買い取り、4年越しの2015年にリニューアルオープン。
旭市営海浜プールに隣接してる。
大浴場の利用時間は夜23時まで。朝は5時半から。日帰り入浴は9時から15時まで。
男女の入れ替えはなし。
脱衣所は鍵付きの棚もあり。アメニティは化粧水とクレンジングのみ。ドライヤーは2つ。冷水も設置してある。
男女とも内風呂のみ。
隅に三角形の黒い湯船。
他にもう一つ小さな湯船があるけど、ほとんど溜まってない。翌朝も半分ないくらいの水位。入るためなのかよく分からず。
洗い場はシャワーが5つと、仕切りの向こうにもう1つあったけど、そちらは掃除具なども置いてあり使用できるシャワーかどうか不明。
墨のような黒褐色のお湯。
千葉ではなかなかめずらしいかけ流し。
源泉温度が18度なので加温していて、湧出量が少ないのか、加水もしてる。
びっくりするほど熱く加温されてる。びっくりというか普通に入れないレベルに熱い。夕方の湯船の温度はなんと44度。
湯船の側面や床は、黒に近い濃い焦茶色に染まっていて、手すりには析出物も付いてる。
蛇口から源泉が出てますとの張り紙があるけど出てなくて、実際の湯口は
壁際のこちらみたいで、
3つの熱湯注意の内、右側の矢印の下から、熱い湯が出てた。
50度まで加温された熱いお湯が注がれてる。ずっと出てるわけじゃなく、出たり止まったり。
黒褐色のお湯は重曹泉。源泉温度が低いので、ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉。
浴感は肌をさするとつるりと手が滑る感じ。加温のせいか、それほどぬるりとした重曹感はない。床はぬるりとする。
土っぽい匂いはするけど、消毒臭は分からない。湯上がりの肌はねっとり、塩化物泉のよう。
翌朝はますます黒さを増してた。
前日は見えていた段差が翌朝は
全く見えない。
手ですくうと琥珀色くらいに見えるけど、
全部沈めたら、たちまち見えなくなっていく。
翌朝、熱いんだろうなと、恐る恐る足をつけてみると、拍子抜けするほどの適温。
昨夜は出てなかった蛇口から32度ほどのぬるい水が出てる。これで加水してるのかな。色的には源泉っぽくなかった気がする。源泉で湯温調節したらいいのにと思うけど、湯量が少ないのか。
湯船は40.5度。あがる頃には40度ほどのぬる湯に。きっともう少しぬるくなるんだ。もっと後に来たらよかったな。
飯岡温泉 いいおか潮騒ホテル温泉
★★
ナトリウム-炭酸水素塩冷鉱泉
18.4度
pH 8.4(H9分析)
内風呂(男1女1)
加温加水あり 循環消毒なし
2023.8 宿泊
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