福岡空港から車で2時間弱ほどの壁湯温泉は川沿いの自噴足元湧出の温泉。「日本秘湯を守る会」の会員。古さをうまく活かした風情ある宿。
300年前から自噴しているという壁湯洞窟風呂。岩と砂の間から自噴してる。たまにぽこっぽこっと。さすがに真冬に36度は寒い。少しでも暖かいお湯が沸いているところを探し当ててとどまる。洞窟の奥の方にいないと顔が寒い。
真冬の割に、長く入っていられた。というか、長く入らないと寒くて出られない、が正しいか。
女性だけタオル地の湯浴み着を貸してもらえる。無色透明の湯なので、混浴は少し抵抗あるけど、これに入りたくて来てるので。
女性用の洞窟風呂は小さめで、混浴よりもさらに洞窟。先代がのみで手掘りして作られたもの。
河原にある蛍見の湯は夏限定。洞窟風呂の目の前の柵が入り口みたいだけど、昨日の雨ですっかり増水した川の中に。
内風呂は貸切が2つ。入浴時間は夜23時までで、朝は6時から。
「切り出しの湯」は石をさんわで固めて作られた可愛いフォルム。
加温のかけ流し。熱過ぎて長く入れないけど、貸切なのでゆっくりはできる。
「隠り国の湯」は蔵に使われていた石で作られた重厚感のある浴室。
アルカリ泉だけど、そんなにつるつる感はない。ただただ自噴足元湧出を求めて。
壁湯温泉 旅館福元屋
★★★
単純温泉(弱アルカリ泉)
36.6度
pH 7.9
貸切風呂内湯2(6-23時) 混浴露天風呂1 女性用洞窟風呂1
加温加水循環なし ※内風呂は加温あり
2017.1.7 宿泊
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