岡山駅から津山線で1時間半の津山駅で姫新線に乗り換えて23分の林野駅下車。
宿の送迎で10分走ると湯郷温泉に着く。
名湯美作三湯(湯原、湯郷、奥津)のひとつ。美人の湯と名高い湯郷温泉の別名は鷺の湯。1200年前に高僧円仁法師が白鷺が傷を癒す姿を目にして見つけた出湯だから。
季譜の里は館内至る所に活けられた季節の花が自慢の宿。
畳敷きのフロアと無垢の家具で設えたラウンジには、備前焼を始めガラスや木工など岡山の作り手達の作品が並ぶ。
庭園に向かい一面ガラス張りの大浴場。見た目の美しさと足元が滑らない配慮から、岡山北部で採取される御影石が使われている。清潔な大浴場。(風呂の写真は宿 HPより)
露天風呂は2016年当時と違う気がする。リニューアルしたのかな。以前は、岩の露天風呂と、檜の個別の寝湯があったと思う。
珍しい45度の低温サウナ、薬石蒸風呂がある。13種の天然鉱石の放熱線と蒸気の効果で温める。石が熱くて寝転がるまでが、イテテって感じだったけど、しっかり汗が出て気持ちよかった。
泉質は弱アルカリ性のナトリウム・カルシウム-塩化物泉。少ししょっぱい透明なお湯。体が芯から温まる。
なんで分析書にアルカリ泉って書いてあるんだろ。
小さな共同浴場「湯郷温泉療養湯」が、加温加水消毒もなしのかけ流しらしい。機会があれば、絶対そっちがいい。
湯郷温泉 季譜の里
★★
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
40.5度
pH 8.5
露天風呂・サウナ(男1女1)内湯(男1女1)貸切露天風呂2
加温加水循環消毒あり
2016.2.9宿泊
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