平山温泉 ほたるの長屋(熊本) – 温泉手帖♨︎から南に25分ほど、熊本駅や空港により近い植木温泉へ。空港からは30分ちょっと。植木町北部の合志川沿いにある田園に囲まれた温泉地。開湯130年の植木温泉は熊本市の奥座敷。現在15軒くらいの宿がある。
今宵の湯宿 悠然は全8室の宿で、全室が源泉かけ流しの露天風呂付きの離れ。
フロントや食事処のある棟の奥に小径があり、8つの客室がある。
部屋は望月。新月を希望していたけど叶わなかったみたい。
新月は、湯船の枠と中の段差の部分が檜。檜の湯船好きとしては新月がよかったな、残念。でもこの望月は、ベッドが部屋の端と端に離れて設置してあって快適な造り。
中庭的な場所に露天風呂。
シャワールームを介して露天に出る。
最小限の設備で効率よく作られた温泉宿。大浴場はない。
敷地内に自家源泉を持ち、源泉の温度は42度。
真冬以外は加温をしていないそうだけど、1月の今は残念ながら加温してる時期。湯口からは熱めの湯が大量に投入されてる。
しっかりかけ流されてる。塩素消毒はお客さんのいない清掃時だけとのこと。
湯口の横に蛇口があり冷水が出る。熱い場合はこちらで調節。
入る時間に寄って湯温が全く違ってた。夕方は湯口付近は42度超えの離れたところは41度前後で入りやすかったけど、朝は軽く44度超え。罰ゲームみたいだった。
旦那さんが夜に入った時は速攻で上がってきた。長湯の人なので、よっぽど熱かったらしい。早朝はちょうど良かったそう。
できることなら水で薄めたくない。なんであんなに熱く加温するんだろう。
お湯はアルカリ泉だけど、ほんのり硫黄の香り。
ぬるぬるの湯感触でふわふわの肌触り。細かい泡が肌にたくさん付いてるからそれでふわふわなのだと思う。ぬるぬるふわふわ最高に気持ちいい。
まぁ、熱過ぎたら何も堪能できないのだけど。せっかくの美肌の湯、もったいない。夕方の適温の時はほんとに気持ち良かった。
薄茶色のふわふわのやつや、焦げ茶の小さめの湯の花が舞ってる。
せっかくの客室露天風呂。好きな時に好きなだけ長湯できたら最高なのに。というか、そうするためのものなのに。
加温しない湯が適温な春とか秋の涼しめな頃?そんな絶妙な時期に来るべきだった。
植木温泉 今宵の湯宿 悠然
★★★
アルカリ性単純温泉
42.1度
pH 9.0
159ℓ/分
客室露天風呂8
加温あり 加水循環消毒なし
2020.1.12 宿泊
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