阿賀野川中流にひっそり佇む咲花温泉。
東京駅から新幹線で2時間ほどの新潟駅。信越本線から磐越西線に乗り継ぎ50分ほどの咲花駅へ。駅前の温泉街に6軒ほどの温泉宿がある。

昭和29年に阿賀野川の河畔で湯の花が咲いているのが発見され、温泉井戸を掘削して開湯された比較的新しい温泉地。一昨年が70周年。開湯により、地名も「先花地(さきはなじ)」から「咲花(さきはな)」に改められてる。

駅から歩いて5分ちょっとの翠玉の湯 佐取館。送迎もしてくれる。全29室の宿。
この宿の湯使いは、貸切風呂と露天風呂が源泉かけ流し。かけ流しの宿は他にもあるのだけど、ベッドがあり、ペット不可なこちらに。

阿賀野川の流れを最上階から眺めることができる展望大浴場、翠玉の湯。エレベーターで5階へ。

左右の木に男女が書いてあるのだけど、ちょっと見にくい。貸切風呂も右奥突き当たりにあり、50分2,200円の有料。

大浴場の利用時間は24時まで。朝が5時から10時で、翌朝「水鏡」と「花鏡」は男女入れ替え。

まずは左側の「水鏡」。広い脱衣所で、壁一面の棚に脱衣籠がたくさん。

浴室も広い。大きな内風呂が窓際にあり、ガラス張りで阿賀野川の眺望が素晴らしい。

浴室がもう一つ奥にあるような造りで、2箇所の洗い場に、シャワーは全部で7つ。

大きな内風呂は透明で、加水もある循環。

石板に囲まれたパイプの湯口からは42度のお湯が出ていて、湯船は41度に設定されてた。真冬なのに熱すぎない湯温がいいけど、循環感強い。

湯船からも阿賀野川が見える。さて、楽しみな露天風呂へ。

緑!内風呂見てからの露天風呂なので、感動が大きい。ザ硫黄泉な透明な黄緑色のお湯。

4人くらいだと嫌悪感なく入れるサイズ。縁から湯が溢れ出ていて、

金属の手すりには白い析出物が出来てる。

47度の源泉が結構どばどばと注がれていて、湯船は41.5度超え。すぐに熱くなり、端の段差に腰掛け半身浴。

木の湯口はところどころ深緑色に染まっていて、角には白い湯の花が溜まってる。白く見えるけど手に取ると半透明の湯の花と、黒いシナプスみたいなやつがちらほら舞ってる。

香ばしいを通り越して、焦げのような匂い。pH 7.8の弱アルカリ性で、つるつるの肌触り。
源泉は咲花温泉6号井で、含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉。美肌効果に皮膚病、成人病に効能がある硫黄泉。塩化物泉で硫酸塩泉なので、保温、保湿効果もある。

同じ新潟で硫化水素イオン濃度1位の月岡温泉 湯あそび宿 曙(新潟)-温泉手帖♨︎ と泉質も似てるけど、硫化水素イオン含有量は圧倒的に月岡温泉の方が多い。グリーンの湯 の他の温泉地と比べても、熊の湯温泉 熊の湯ホテル(長野)-温泉手帖♨︎ や、国見温泉 石塚旅館(岩手)-温泉手帖♨︎ の方が多かった。

翌朝は右側の「花鏡」。広い脱衣所で使いやすい。

広い浴室はもわっとこもっていて、ガラス張りだけどもやっと。細長い大きな内風呂の奥に露天風呂もぼんやり見える。

一列に並ぶシャワーは7つ。

透明な湯じゃない内風呂に驚き。

しかも縁に2箇所も切れ込みがあって、縁から流れ出るかけ流し。

ブルーがかった乳白色の濁り湯。たまたまなのかな。それとも翌朝はこんなものなのか。水鏡の内風呂は完全な循環だったけど、こちらはかけ流しの併用だからなのか。

湯口は47度で、源泉っぽい。

白い湯の花がこんなに溜まってる。

湯船は40.5度とぬるめで適温。これだったら、循環してても満足感あるお湯。

完全かけ流しの露天風呂は透明度の高い緑色。

円形の湯船は水鏡より小さめで熱め。

しっかり縁から溢れ出てる。

湯口からは47度の源泉、湯温は42.5度超えで熱い。焦げ臭いほどの香ばしい匂いがくせになる。つるつるの肌触りもたまらない。

木で囲まれた湯口の中の割った竹を滑るように注がれ、竹を抹茶色に染めてる。もう少しぬるめだったらと思うけど、この湯量ゆえの新鮮さもある。

目隠し的な囲いで見づらいけど、阿賀野川とトンネルの眺望。

冬だから余計にそう見えたのかもしれないけど、鄙びた風情ある温泉地。グリーンの透き通った源泉かけ流しは、無視できない新潟の温泉。
咲花温泉 翠玉の湯 佐取館
★★★★
含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉
46.3度
pH 7.8
450ℓ/分
内風呂(男1女1) 露天風呂(男1女1)貸切露天風呂1
加水加温循環消毒あり※露天風呂は加水加温循環消毒なし
2026.1 宿泊


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