箱根連山の麓に、幽玄な景色が広がる奥湯河原温泉郷。その清流のほとりにひっそりと佇む大人の隠れ家 結唯。
1300年の歴史がある湯河原温泉は、万葉集にも詠われた関東一の古湯。江戸時代の温泉番付「諸国温泉効能鑑」では東の温泉地ベスト3にランクインするほど人気の湯治場だった。
藤木川の清流と滝を見下ろす客室。一面の窓は開放感がある。
大浴場は最上階の4階。翌朝10時まで夜中じゅう入れる。タオルも完備。湯上がりドリンクも充実してる。朝は牛乳まである。
それほど大きくない湯船。(湯船の写真は宿HPより)
傷の湯と称され、打ち身や傷、手術後の快復が早いことで知られており、戦時中は負傷者の療養地として選ばれていた温泉。化粧水のような滑らかなお湯。
循環併用だけど源泉かけ流しで、足元に湯船から溢れたお湯が流れていくのが気持ちいい。
露天風呂は、真下に位置する川のせせらぎが聞こえ、のんびり入れる。
2年後に同じ奥湯河原温泉の海石榴に泊まったけどお湯が全然違う。この頃はまだ温泉分析書が読めなくて、写真も撮ってなかった。
奥湯河原温泉 結唯
★★★
ナトリウム・カルシウム-塩化物泉・硫酸塩泉
59.7度
pH 8.4
内湯 露天風呂 サウナ(男1女1)
加水加温循環消毒あり
2015.8.8宿泊
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