日本最古の湯として知られる玉造の湯。西暦733年編纂の出雲国風土記に『川辺に湯が湧き老若男女が賑わった』とあることから、1300年前にはすでに名湯として賑わっていた。
『一度入浴すればお肌が若返るようになり、二度浴すればどんな病も治癒してしまう。その効能が効かなかった事は聞いたことがないので人々は神の湯と呼んでいる』と記されるほど、古くから美肌の湯として知られる玉造温泉。天然の化粧水のようななめらかな湯と記述が残っている。日本で初めて温泉と美肌が記された書物。また、その美肌作用の評判が都に伝わり、枕草子にも玉造温泉が記されている。
出雲空港から車で30分。こんなアクセスいいところに、こんな歴史ある美肌の湯があるってすごくいい。
玉造温泉から車で10分ちょっとのところに、宍道湖の夕日スポットがある。
玉造温泉街。玉湯川沿いの街づくりがしっかりされていて、散歩できる。
玉造湯神社の目の前にある宮橋。赤い橋からその神社の鳥居と一緒に写真に撮ったら恋が叶う恋叶橋。
たこ焼き食べながら足湯。足湯、激熱。
夜もライトアップされてる。
さて、宿は界 出雲。冬の日本海なので、タグ付き松葉ガニいただきました。
さて、やっと温泉へ。
大浴場は内湯と露天風呂。でも、露天風呂の記憶がない。広々した気持ちいい内湯。(浴場の写真は宿 HPより)
つるつるの湯触り。化粧品にも使われる潤い成分メタケイ素が多いと、まろやかなお湯で美肌効果が期待できるとのこと。お肌がつるっつるになった。気がする。
源泉が出てる源泉口があって、もらったパックを浸して源泉パックができる。
お部屋の檜の露天風呂。
硫酸イオンが肌に水分を補給させハリと潤いを与えるアンチエイジング作用が期待できる、メタケイ素の潤い成分、アルカリ泉の角質や汚れを落とす効果などから、美肌の湯をうたってる。
街の中に源泉所があって、源泉を持ち帰って化粧水に。容器は宿でもらえた。
今思えば、この頃は温泉巡りを始めて半年ちょっと。「美肌の湯」という町づくりにすっかりのせられて楽しんだけど、ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉は他にもたーっくさんある。メタケイ素が豊富な温泉も。
まあ、歴史は証明する部分もあるけど、泉質だけじゃなくて、お湯自体をもっと味わいたい。 今度は循環じゃないとこに来たい。
玉造温泉 星野リゾート界 出雲
★★★
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
66.5度
pH 8.2
380ℓ/分
内湯・露天風呂(男1女1)
加水加温循環消毒あり
2015.12.19宿泊
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