京都駅から近鉄特急で45分ほどの大和八木駅。ここでレンタカー借りて40分弱の奈良県の五條市。近鉄でそのまま橿原神宮前まで行き、2回乗り換えれば電車でも五条駅に着く。
五條新町のレトロな通りの裏に建つリバーサイドホテルに泊まり、併設の日帰り入浴施設の金剛乃湯へ。
利用時間は10時から23時までで、最終受付は22時15分。なので、宿泊者の朝風呂はなし。10時以降に入りたければ、入らせてくれるみたい。
宿泊者は連絡通路から。
ここでスリッパから外履きに履き替える。
土曜日だったからなのかもしれないけれど、家族連れ、友人家族ぐるみ、みたいなグループが多く、小中学生がわらわら。
受付で入浴カードと下駄箱の鍵を渡すと、番号の書いたカードキーを渡される。それ持って脱衣所に行ったけど、その番号のロッカーはなく、もう一度受付に戻って尋ねる。
ここからは人混みなので、旅行会社とかの写真で。ロッカーと番号は関係なく、ロッカーを使用するのにカードが必要な仕組み。
浴室に入るとすぐ左手にサウナ。正面に大きめの内風呂、右奥にジェットバス。
右手前側が洗い場、少し仕切りのあるタイプでシャワーが通路の両脇に合わせて8個くらいだったような。出入り口付近に立ったままのシャワーがひとつあった気もする。
浴室の床は畳敷きなので滑りにくい。
ジェットバスの湯船は温泉じゃなかったので入らなかった。
露天風呂もあるのだけど、岩の上に座って休む常連さんらしき人たちと、騒ぐ子どもたちと同じ場に居づらくて一瞬だけ。
内風呂の湯船は縁だけが木造りで、湯底は柔らかいクッション性のある素材だった。
地下1300mからくみ上げている源泉は濃いナトリウム-塩化物泉。なんと35,000mgも溶存物質があるめちゃくちゃ濃い源泉。塩化物イオンの19,000mgをおいといても、炭酸水素イオンが2,700mgも。
源泉温度が低いので加温循環してる。湯口で44度、湯船は42度超えで、結構熱めの設定だった。潮の香りが強く、塩素臭はあまり感じなかった。
切り傷など肌のダメージを回復させるメタホウ酸が770mgも含まれてる。メタホウ酸が多くて温泉の濃度が濃くて有名な松之山温泉。日本三大薬湯のひとつだけど、基準値の50倍以上だと謳ってるメタホウ酸は287mg。
ちなみに585mgも遊離二酸化炭素を含むので、源泉風呂とか、加温だけした湯船とか作れば最強だと思うのだけど。湧出量、信じられないほど多い毎分1,800ℓもあるのだから、容易にできそうなのに。
つるつるきゅっきゅときしむ肌触りで、湯上がりもねっとり感はあるけど、分析書ほどのインパクトはなかった。
五條温泉 金剛乃湯
★★
ナトリウム-塩化物泉
26.5度
pH 7.6
1800ℓ/分
内風呂(男1女1)露天風呂(男1女1)
加水なし 加温循環消毒あり
2025.3 宿泊
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