中村屋再訪。冬のタウシュベツ橋ツアーへ行くために。
再訪する宿はすごく好評価の宿なので、期待が大きい分、再訪した際のあれ?っていうがっかり感があることが多い。
でもここはそんながっかりが全くない宿だった。
食事やロビー、部屋、対応など言うまでもなく、前回同様とてもよくて。
今回、外気がマイナス10度以下という寒さもあり、露天風呂がめちゃくちゃ気持ちよかった。
前回、熱いとしか言えなかった露天風呂。まったり柔らかなお湯が肌にしっとり。澄んだ空気にはらはら舞ってる雪も心地よく。
さらに、ORP分析書が掲示されてた。前回もあったのかも。
天然温泉は還元系、水道水やプール、銭湯などは酸化系。ORPは温泉の鮮度や老化具合を見るもの。
塩素消毒もされず、源泉と湯口に乖離もなく(老化が進んでいない)、還元系の天然温泉だと言える分析結果。
糠平温泉郷の宿泊者が無料で外湯めぐりできたので、チェックイン後に糠平温泉 湯元館(北海道) – 温泉手帖♨︎へ。
チェックアウト後にツアーに参加し、十勝バスのぬかびら源泉郷バスパックで、無料で糠平温泉 糠平館観光ホテル(北海道) – 温泉手帖♨︎の日帰り入浴。
さらに夕方のバスまでの時間はチェックアウト後にも関わらず、タオルまでお借りしての日帰り入浴。
至れり尽くせり。
糠平温泉 中村屋
★★★
2018.2.3宿泊
♨︎♨︎♨︎
糠平温泉は大雪山の東部、東大雪と呼ばれる地域にある。帯広空港から車で北へ約1時間半。
幻の橋 タウシュベツ川橋梁に最も近く、ツアーの集合場所でもある。
ぬかびら温泉郷の全ての宿は、循環ろ過なしの掛け流し。外湯めぐりもでき、温泉街の手作りマップもある。
選んだ宿 中村屋は、外見からは想像できないほどの素敵な空間だった。
玄関に入った瞬間から、古さと新しさがお洒落に融合した暖かく懐かしい雰囲気に包まれる。心遣いや工夫をしっかり感じられる宿。 古いのにお洒落で清潔。
露天風呂は混浴がひとつだけ。夜の8時半から10時までが女性専用になる。
のぞいてみると、運良く誰もいなかった。露天風呂からの景色。もう紅葉が始まってる。
熱交換方式で少し冷ました湯がかけ流されていて、加水はなし。熱い場合は、ホースで自分で水を入れてオッケーとのこと。露天風呂も内湯も少し熱いので、1人の時は水を入れた。
露天風呂は離れのような形で浴衣を着て手作りの渡り廊下を数段上っていく。
内湯は夜の10時で男女入れ替え。朝の10時まで夜通し入れる。
ひとつは広いタイル張りの浴室。
もうひとつは、木を感じる浴室。
露天風呂は、成分がほんの少し足りなくて単純泉となっているが、
内湯とほぼ同じ。
逆に言えば、内湯も濃い温泉ではなく、優しいなめらかな湯。
宿の評価は5つ星。朝のバイキングが三本の指に入るほど良かった。焼き立てパンが絶品だった。今もまた食べたい。次にこのエリアに行ったら、絶対中村屋に泊まる。
糠平温泉 中村屋
★★★
〔内湯〕ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
54.1度
pH 7.3
〔露天風呂〕単純泉
49.7度
pH 7.3
内湯2 露天風呂1 サウナ(連泊者用)
加水加温循環消毒なし
2017.9.16 宿泊
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