新潟最古の温泉と言われる出湯温泉。弘法大師開湯という1200年の歴史がある。
そのお湯が今も華報寺境内の共同浴場の源泉として湧き出ている。
鎌倉時代には幕府に温泉税を納めていたそう。
今日は番台にいるお婆ちゃんに入浴券を渡して、タオルもらう。
タイル張りの大きくはない、小さすぎない湯船。6人くらい入ってても、そんなに嫌じゃない。
上の湯口からと、湯底から湯が注がれ、掛け流されてる。上のは多分源泉掛け流しの38度。下からのが少し加熱したお湯。
道行くおばちゃんに「ぬるいからゆっくり入りなさい」と言われた。なるほど。「ぬる湯」をウリにしてる温泉以外で、熱くないお湯はめずらしいな。気持ちいい。出湯温泉街を散策した後の冷え切った手足が、じわりじわり温まってく。
他の人たち(多分みなさん、毎日来てる感じ)もみんな30分以上は浸かってる。
そして、シャワーなどはなくて、身体や頭は湯船のお湯で洗う。
今日泊まる清廣館のすぐ隣に位置してるのだけど、湯温も泉質も違う。(湧出地が794番地と803-2)
ただ、ここはラドン含有量が少ないから単純泉に分類されちゃうけど、超ざっくり見れば同じような泉質。
泡付きがよくて細かく小さな泡がたくさんついて、肌触りがぬるつる。アルカリ泉で新鮮なお湯で、かなり気持ちいい。
年末年始も時間短縮だけど営業してて、有難や。
湯口の温泉水を、みなさん大きなペットボトルでお持ち帰りされてた。
出湯温泉 華報寺共同浴場
★★★★
単純泉
37.7度
pH 8.4
220ℓ/分
男女別内湯
加温あり 循環消毒加水なし
2017.12.31 日帰り入浴
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