山と海に囲まれた長門市の山間に流れる清流、音信川と大寧寺川に沿った温泉街、長門湯本温泉。
山陽新幹線新山口駅から山陽本線で約30分の厚狭(あさ)駅へ。美祢(みね)線に乗り換え約1時間で長門湯本駅。駅からは徒歩で15分か送迎車で5分。
ちょっと行きにくい。時間が合えば1日2便、乗り合いジャンボタクシー(2000円)もある。新山口駅から約75分。
山口宇部空港からも車で約75分。今回は空港からレンタカーで北上。
長門湯本温泉は「美肌の湯」として知られている。江戸時代には長州藩主も入浴していたという山口県で最も古い歴史を持つ温泉。
2016年にプーチン大統領との首脳会談が行われた高級旅館「大谷山荘」。明治14年創業の由緒ある老舗旅館で(大谷屋旅館が現在の敷地へ移転し「大谷山荘」となったのは昭和35年)、天皇皇后両陛下も滞在されたことがある。
今回はここの別邸 音信に宿泊なので、本館の大谷山荘にも自由に出入りできる。手ぶらで行って、バスタオルも出してくれる。フェイスタオルは脱衣所に積んである。
2つの大浴場は男女入れ替え制。2つ合わせて11通りの湯船がある。時間は23時半までで、朝は5時半から9時半まで。
1階のせせらぎの湯は、音信川渓流の音を聴きながらの御影石露天風呂や檜露天風呂がある。
朝5時半はまだ真っ暗で、景色見えないけど。
広々とした内湯には寝湯、
ジャグジー、
サウナに水風呂など。
大浴場、すごい広さ。洗い場も脱衣所もかなり広い。収容人数の多さから考えても、あれだけたくさんの人が入るのだから、循環濾過も消毒も当たり前か。
内湯の湯船、広くて清潔。朝一で湯が荒れてないこともあるのかもしれないけど、ほんとに湯が綺麗。
湯温は40.5度から41度。熱過ぎなくていいけど、消毒臭は気になる。
朝夕で男女入れ替え。もう一方は、2階大浴場「こもれびの湯」。
渓流と緑を望む檜の半露天風呂。檜のといっても、湯船の縁だけ。
42度くらいの湯温。今の季節は外気で顔が気持ちいい。
内湯は41度前後で、熱すぎない。ぬるぬるの湯感触が気持ちいいアルカリ泉。でも、消毒臭が気になる。
山漠の湯と長門市有3号泉の混合泉で、源泉温度は30.2度。pH値は9.7。加温、循環濾過ありだけど、加水はしてない。
広い内湯以外にも寝湯、サウナ、温泉じゃないハーブバス等、多彩な湯舟。まさに大型ホテルの大浴場。でも、超清潔。管理が行き届いていてすごい。
長門湯本温泉 大谷山荘
★★
30.2度
pH 9.7
内湯 露天風呂など
加水なし 加温循環消毒あり
2019.2.2-3日帰り入浴
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