京の奥座敷 湯の花温泉。市の中心部から西へ約7km、静かな山あいにある温泉地。戦国時代、傷ついた武将たちが刀傷を癒したとの伝説を残す古い温泉郷。
湯の花温泉は京都駅から嵯峨野線で20分の亀岡駅が最寄り駅。駅からタクシーで20分。6軒の温泉旅館の中から、茅葺の門があるすみや亀峰庵へ。
切り炭がデザインされたロゴは木炭を商っていた頃の名残りだそう。だからすみやなんだ。
青紅葉が美しい。宿の至る所から見られる。
チェックインを行なったライブラリー徒然文庫からも。これだけ綺麗な青紅葉、秋の紅葉の季節もすごいんだろうな。
右手に見えているのが大浴場へ続く渡り廊下。
大浴場「離れの湯」は、渡り廊下を抜け、外国人がワインとチーズで陽気に夕涼みをしているテラスの向こうに。
男女入れ替えはなく、翌朝午前10時まで一晩中入れる。露天風呂もある大浴場で、一晩中ってかなり好感度高い。
清潔感のある脱衣所で、フェイスタオルは備え付けてある。
内湯は天気のせいなのか分からないけど、薄暗い、でも雰囲気のある空間で、窓の緑がやけに鮮やか。
洗い場は広め。お湯は打たせ湯みたいな投入のされ方。冷鉱泉なので加温された温泉で、循環ろ過もしてる。
湯温は42度前後で、つるつる感はある。
弱放射能泉なのだけど源泉温度が29.4度なので加温してる。循環消毒までしたら、放射能泉の効果って残るのかしら。
pHが8近くあり、炭酸水素イオンも含まれていて、つるつる感がある。
露天風呂もまた内湯同様に雰囲気がある、いい感じの空間。
普通の湯船と樽風呂が2つ。
この露天風呂は41.3度と、1番入りやすい湯温。今日は特に気温も低めなので、ちょうど適温。
循環とかけ流し併用なのかな、こちらから溢れ出ていくお湯もある。
この樽風呂、樽じゃなくて切り株。
ここから2つの切り株に湯が投入されているので、2つとも同じ湯温。今日は42.8度だった。やや熱め。
熱いんだけど、なんかいい感じの湯船。檜風呂が好みだからかな。
樹齢千年の桜の木だそう。直径160cmの木を匠の手が湯船に仕上げたと。これはすごい。
男性用の露天風呂は四国の青石と呼ばれる緑色に輝く石を敷き詰めた湯船。桜の枕木で寝湯ができるとか。
切り株の湯船良かったから、大浴場行っておいでよ!と勧めたけど、行ったらなかったと。
あ、大浴場の先にまだ木立の散策路が続き、貸切露天風呂「山の隠れ湯」がある。
山の緑に囲まれて自分だけの特別な時間を45分3,000円で。
今回泊まった部屋は、山のテラスという種類の露天風呂付き客室。
緑が綺麗だなぁと夕方も朝も思ってたんだけど、写真撮るとあまり良さが伝わらないな。
2つの蛇口があり、加温した温泉と冷たい温泉、好きなように出して自分好みの湯加減で入れる。ざばざばかけ流しもできる。
大浴場よりもはるかにつるつる。消毒臭も気にならない。なによりぬるめでかけ流せて気持ちいい。
あぁそうだ。お料理が良かった。シンプルなんだけど、手が込んでいるけどシンプルで。美味しい。
朝ごはんも良かったけど、8時過ぎに出発なのに、7時半からしかだめで、ゆっくり食べられなくて残念だった。
湯の花温泉 すみや亀峰菴
★★
単純弱放射能泉
29.4度
pH 7.99
185ℓ/分
男女別 露天風呂付き大浴場、貸切露天風呂1
加水なし 加温循環消毒あり
2019.6.8 宿泊
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