青い森鉄道の三沢駅のすぐ南、星野リゾート古牧温泉 青森屋(青森) – 温泉手帖♨︎の敷地内にある公衆浴場「古牧温泉 元湯」。
三沢駅の旧称の古間木(ふるまき)駅から古牧(こまき)温泉と名付けられた温泉。
青森屋の本館ロビーから元湯までは送迎バスが出てる。車だとあっという間だけど、歩くと10分弱はかかる距離。
元湯の営業時間は朝5時から夜の10時まで。地元の方や一般の人も宿泊者も日帰り入浴できる公衆浴場。
レトロな外観。玄関を入っても昭和感がある。
服(作務衣で行った)で判断するのか、送迎バスで判断するのか分からないけど、チケット買ってくださいとかはなく、どうぞ〜って感じだった気がする。
脱衣所は細長くて、ロッカーは青森屋の大浴場と同じデザイン。右奥に洗面台があり、ドライヤーや化粧水などのアメニティもある。
青森屋の混雑とは無縁のようで、18時頃だったけど独泉だった。
浴室に入ると、思いがけない窓。ステンドグラス風の津軽びいどろガラスが、昭和レトロ感を演出してる。
洗い場は壁際で、2つの壁にずらりと並ぶシャワーは、7個と12個。こんなにたくさん人が来る時間帯があるのかしら。
男女とも湯船は内風呂のみ。かなり広い岩風呂。
40.5度くらいのややぬるめ設定で、ありがたい。本館の大浴場と同じ43.4度の源泉を加温し、かけ流しにしてる。
手前側の縁からざばざばと溢れ出るお湯がかけ流されてた。
湯口は見えるところにはなく、壁際の岩の下から42度くらいのお湯が投入されてた。1箇所だけじゃないのかも。
無色透明無味無臭で、消毒臭はしっかりする。本館よりもぬるぬる感が強い気がした。
ほんの少しとろりとした湯感触で、メタケイ酸が豊富なアルカリ泉は美肌の湯。薄い温泉だけど、岩には析出物もあった。
窓が開いて網戸の場所があり、風が気持ちいいので側によると、馬糞みたいな臭いがした。窓の外には池があり、その匂いだったのか。
同じ源泉で、どちらも加温消毒ありのかけ流しだけど、こちらの浴感の方が温泉らしく感じた。わざわざ入りに来てよかった。
古牧温泉 元湯
★★★
アルカリ性単純温泉
43.4度
pH 9.1
120ℓ/分
内風呂(男1 女1)
加水循環なし 加温消毒あり
2021.8.7 日帰り入浴
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