京都駅からタクシーで20分ほど、琵琶湖疏水のほとりに佇むふふ 京都。
2021年4月にオープンしたばかり。ものすごい数の宿が日々オープンしている京都では、タクシーで「ふふ 京都まで」と告げても伝わらない。
仁王門通り、京都市動物園の向かい、蹴上インクラインの手前にひっそりと構える素敵なエントランス。
全40室すべてのお部屋に温泉の檜の内風呂が備わってる。
浴室に入ると真新しい檜の香り。とても美しい円形の湯船は、見た目以上に大きく、2人でも入れるサイズ。檜は吉野ひのき。枕木も檜で、使いやすい形。
どうせ循環だしなぁと思ってきたら、なんと一部かけ流し。これは想定外でうれしい。お湯のフレッシュさが全然違う。
チェックイン直後は、湯口からは45度ちょいの加温源泉が注がれていて、湯船は40度弱。循環なので、湯船の中の投入口から湯が出入りしてる。
大阪の温泉、能勢アートレイクからの運び湯。伏見の日帰り入浴施設や、下京区に一年前に開業した宿、梅小路 花伝抄なども同じ源泉の運び湯。
源泉温度28.7度のアルカリ性単純温泉。
加水加温ありの循環だけど、ふわりと柔らかい。pH 9.5のアルカリのぬるぬる感はあまりなく、肌にきゅうっとすいつくような湯感触。塩素臭はあまり気にならない。
小さな白い湯の花がほんの少し。
ぬる湯好きだとデータがあったとのことで、滞在中は37.5度前後に設定してくれてた。湯口は42〜43度だった。快適なぬる湯に満足。
一番リーズナブルな部屋で、ベッドの真横のガラス戸の向こうが浴室。
京都温泉 ふふ京都
★★
アルカリ性単純温泉
28.7度
pH 9.5
客室風呂40
加水加温循環消毒あり
2023.4 宿泊
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