万座温泉 万座ホテルジュラク(群馬)

東京駅から新幹線で1時間ほどの軽井沢駅から、バスで2時間弱北上する嬬恋村の万座温泉。万座鹿沢口駅からバスで40分というのもあるけど、在来線の吾妻線もなかなか不便で。車じゃないとかなりアクセスしづらい温泉地。バスの場合、万座バスターミナルに送迎してくれる。

やっとの思いで到着した万座ホテルジュラクは、上信越高原国立公園内の標高1800mの高原に建つホテル。

元は昭和31年に開業した白根荘が、昭和38年に火災で焼失し、近くに白根ホテルをオープンしたもの。これを昭和52年に聚楽が買収し万座温泉ホテル聚楽に。

フロントが4階で、大浴場「雲海の湯」は3階にある。

大浴場の暖簾はいつもはたはたしてた。換気してるからなのかな。

利用時間は翌朝の9時半まで一晩中。19時から30分間だけ、男女入れ替えの時間がある。露天風呂の数が違うので、入れ替えするみたい。

大きな換気扇がいくつもフル回転してる脱衣所。オーソドックスな脱衣籠が並ぶスタイル。タオルは自分で部屋から持っていく。

化粧水は備え付けがあり、シャンプーバーもある。

こちらの浴室は内風呂と露天風呂がひとつずつ。

窓際に大きな内風呂。その両端にシャワーが5個ずつ計10個。シャンプーバーで取ってこなくても、備え付けのもある。

全面ガラス張りで、雄大な山の景色が眺められる。

ちょうどお湯を張り替えたタイミングだったみたいで、まだ満杯まで溜まってないレアな状況。

しかも、全く濁ってない新鮮そのものの透明な源泉。

側面や排湯の切り込みのところが、ペンキでべったり塗ったみたいに白く染まってるのがよく分かる。

湯口からは少しずつ62度の熱い湯が注がれていて、湯船は43.5度とかなり熱い。これから湯揉みされて、適温になってくのかな。

万座温泉の源泉数は27本(利用されてるのは13本)で、毎分3,750ℓもの湧出量がある。ジュラクの源泉は自家源泉。

二重のドアの外に露天風呂。

右奥に見えてるのが、万座名勝の「空吹(からぶき)」なのかな。部屋から見るとこんな。

充分なサイズの露天風呂がひとつ。こちらはしっかり白濁してる。

ミルキーブルーの濁り湯で、湯底の足は全く見えず、膝は見えるくらいの濁り。

湯面には白い湯の花が大量に浮いてる。するするの肌触り。pH 3.1の弱酸性だけど、湯から上がると肌がちりちり。湯上がりの身体の硫黄臭がまたすごい。濃い。あきらかに強い硫黄泉。

遊離硫化水素が286mg含まれてる単純硫黄泉。日本一の高濃度硫黄泉と言われている「法性の湯」源泉はジュラクの自家占有源泉。

源泉はホテルから800m先の奥万座にあり、硫化水素ガスの濃度を下げるため抜気槽で空気にさらしてから引き湯してる。その間に下がってしまう湯温を、昇温槽でチタン製のパイプに70度のお湯を通し、熱交換方式で50度~55度に加温してる。

湯口からは61度の加温源泉。ミルキーな黄色に色付いてる湯口、迂闊に指で触るとめっちゃ熱い。白い湯の花が付く。

湯船は42.5度超えで、熱め。お尻をつけると襟足がぎりぎりの深さ。

硫黄泉は成人病予防の湯で、美白の湯でもある。メラニンの生成を抑えたり、古い角質を溶かしてくれる。ゆっくり入りたいけど、熱めで濃いので何度も入る。

湯口の向かい側の切れ込みから、かけ流されてる。

19時半から男女入れ替え。こちらの脱衣所はロッカー式。鍵があるわけじゃないのだけど、使用中かどうかをプレートで知らせるように工夫されてる。最初いいなぁと思ったけど、未使用に戻してから立ち去るのを忘れがちで、空いてるのに使用中になってるケースも。

万座温泉は日本でいちばん硫黄含有量が多い温泉。脱衣所にも巨大な換気扇がフル稼働してる。

もちろん吸いすぎは毒だけど、硫化水素の吸入は血管を広げる作用があり 、高血圧や動脈硬化、糖尿病に効果がある。

浴室は同じような造りで、窓際に大きな内風呂、周りにシャワーが10個。

たっぷりのお湯が張られた湯船。窓の向こうには露天風呂と雪景色。

夜の湯口は60.5度強で、湯船は42度ちょいだった。何回も何回も入ったけど、その都度湯温が違うので、もう途中から測るのやめた。

特にこちらの右側の浴室だと、露天風呂が2つあって全部で3つの湯船。大体3つそれぞれが程よく違うので、どれかには気持ちよく入れる。

隣の浴室入ってるときは、露天風呂ひとつあれば充分と思ってたけど、2つあればあったで、あるといい。

ただ時間によっては、2つとも同じ湯温、43.5度超えだったというようなことも。この日の夜の露天風呂は、熱過ぎてて無理だった。星がめちゃくちゃ綺麗だったけど。

脱衣所にある表を見ても、どこが熱めとかぬるめとかなさそうで、もはや測ってみたところで法則性はない。

かけ流されていく切り込みの排湯口は真っ白。

湯面には白い湯の花。

左の湯口は木の四角い囲みを斜めでスパッと切ったやつ。中にパイプが守られていて、黄色味が強い白に色付いてる。

右側の湯船は、左に比べてぬるい率が高かった気がする。

溶岩がどんと乗っかった四角い囲いの中にパイプ湯口。源泉を受け皿みたいに受けながら注がれてる。だから、ちょっとぬるめなのかな。

まとわりつくような硫黄臭がたまらん。あまりの力強さに長湯禁物。

あんなに鼻につくほどの硫黄臭にまみれてたはずなのに、帰りに着てた服にも、帰りの道中の自分からも、全然匂わない不思議よ。

 

万座温泉 万座ホテルジュラク
★★★★
単純硫黄温泉
40.0度
pH 3.1
130ℓ/分
加温あり 加水循環消毒なし
内風呂(1・1)露天風呂(2・1)入れ替え制
2025.12 宿泊

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