別所温泉 旅館 中松屋(長野)

1400年の歴史を持つ信州最古の温泉、別所温泉。信州の鎌倉と呼ばれる上田市、塩田平の西側に位置する温泉地。

新幹線で東京から1時間半ちょいの上田駅から、上田電鉄で30分の終点が別所温泉駅。

別所温泉(長野)-温泉手帖♨︎ の4軒目の宿は、旅館 中松屋。江戸時代享保年間から続く創業310年の老舗旅館。元禄年間創業のつるやに次ぐ古い宿なのかな。

老舗感はないけど、こだわりの温泉タオルだった。

大浴場は最上階の7階にある展望風呂。男女入れ替えがあり、19時から1時間が清掃と入れ替え時間。翌朝10時まで一晩中入ることができる。

まずは左側の大浴場から。

細長い脱衣所で、中央に浴室出入り口。奥に洗面台があり、化粧水なども置いてある。

右の出入り口が露天風呂、左が洗い場と内風呂。

大きな湯船にたっぷりのお湯。ガラス張りで、まさしく展望風呂。

何より、縁からさらさら溢れ出ているのが、まず目に入って嬉しくなる。ちょうど浴室に入ったところなので、足元が暖かくて清潔でいい。洗い場にはシャワーが8個。

循環といえど、これだけの湯が溢れ出るかけ流しだと、全然嫌悪感がない。

大きな湯船なので、湯尻の方は41.3度くらいで、湯口のそばだと41.5度。

蓋付きの石のお椀からちょこんと飛び出した竹の湯口は47.5度超え。

湯口ですーはーするとなんとなく‥、硫化水素臭がするはずと思って匂うとなんとなく、くらい。塩素臭は気にならなかった。ふわつるのつるつるの肌触りで何度も顔を洗いたくなる。

源泉は、北向観音に飲泉所(手水舎)がある4号源泉。ひとつ古い温泉分析書だったけど、新しいのだとpH 8.8の弱アルカリ性の単純硫黄泉。源泉温度が50.4度。

白い湯の花が舞っていて、たまに深緑色のような濃いグレーのも混ざってる。

露天風呂は対流が強めで、循環感を感じてしまう。

湯口は内風呂と同じく47.5度、湯船は41度割れで、ほんの少しぬるめ。

ちゃんとかけ流しとの併用。

屋外にサウナがあり、出入り口にはシャワーまである。窓から外が眺められる展望サウナ。

もう一方の右側の大浴場は棚が2列になってる脱衣所。

浴室は左右両側から外へ出られるようになってて、休憩スペースみたいな、サウナの人が冷ますところなのかがある。

こちらはシャワーは9個だったかな。

やっぱり気持ちよく縁から溢れてる。循環併用でも、これだけかけ流してくれてたら全然気持ちいい。

湯口は48度弱で昨日より熱め。湯船は41.5度ちょい。

源泉温度は50.6度。暑い時期は加水するそうだけど、この湯口からは源泉そのものが出てるのかな。湯船の中は加温循環。

露天風呂は湯口が47.5度で湯船が42度だったので、どちらを熱くするとか、特にはないみたい。

露天風呂の奥にはサウナがあり、裏にはシャワーと、壺湯が2つ。片方は水風呂で、もう一方は温泉。蛇口を自分で調整できるようになってて、たまたまだろうけど、38.5度のぬる湯だった。

塩田平や信州の山々を一望できる。

明治初期に建てられた「山ぼうし庵」。150年の歴史ある古民家造りの客室に、源泉かけ流しの内風呂付きの福寿草という部屋。

バリアフリーの浴室で、右手にシャワーのある洗い場。

かなり大きめの木の湯船。

湯口からは48.5度の源泉が出てる。チェックイン時の湯船は42.8度と熱く、非常に残念ながら水で埋めて適温に。湯口の横にカランがある。

湯口からはぷーんと硫化水素臭がし、これぞ別所温泉4号泉。つるんつるんの肌触りが心地いい。

たまにあるこの排湯の仕組みは、表面の湯だけじゃなく、底の湯が排湯されるようになってるのかな。

翌朝には、木に白い湯の花が溜まって、ぬるりとする。

やっぱりかけ流しの湯船がいい。加温も加水もしなくていい最適な季節っていつなんだろ。

 

別所温泉 旅館 中松屋
★★★
単純硫黄泉
50.4度
pH 8.8
900ℓ/分(掘削自噴)
内風呂(男1女1) 露天風呂(男2女1)男女入れ替え制
加水なし 加温循環消毒あり※部屋風呂は加水加温循環消毒なし
2026.9 宿泊

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