湯船から溢れ出ていく湯に寝転がる「トド寝」が有名な青森県平川市碇ヶ関にある古遠部温泉。
弘前から奥羽本線で約30分。宿泊の場合は津軽湯の沢駅まで送迎してもらえる。4月末で、まだ宿の裏には雪が残ってる。
内湯が男女一つずつあるだけ。
湯治客も日帰り客もいるうえに、皆が皆「トド寝」で長時間滞在するため、そう広くない風呂場は混雑するとも聞いていたけど、幸運にも大体ひとりでゆっくり入れた。
苦みと酸っぱみと少しの甘みで、超効きそうなお湯。緑がかった茶褐色。
最初は熱くて入れない。
「トド寝」がちょうど気持ちいい。毎分500ℓもの源泉が湯船に掛け流されてるため、溢れ出ていくお湯が数センチの高さで流れ続け「トド寝」が可能となる。
すごい湯量が流れていて、湯船の中にいると、川に入ってる感じ。（右側が湯船で左側が溢れ出ていく湯）
泉質名も成分も、美肌効果がありそう。
メタケイ素は肌のセラミドを整えコーティングする美肌効果が。硫酸塩泉、塩化物泉は、肌に付いた温泉成分が「温泉パック」のような状態をつくり、入浴後も肌がしっとりし、湯冷めもしにくい。つるつるというより、するする。
以前から気になっていたこの温泉。今回は弘前城の花筏に合わせて訪れた。
古遠部温泉
★★★★
ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩・硫酸塩泉
43.6度
pH 6.28
60ℓ／分
内風呂（男1 女1）24時間入浴可（朝5時頃清掃）
加温加水循環消毒なし
2017.4.29宿泊
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