京都駅から車で45分ほど。京都の洛北、三千院の傍に佇む旬味草菜 お宿 芹生。傍というか、三千院の石段の隣。

敷地に入ってすぐのお食事処では、ランチの営業もしてるみたい。

大浴場は玄関近くの階段を降りたところにあり、利用時間は16時から夜の24時まで。朝は5時から9時まで。

男女の入れ替えはなく、奥が女湯。コロナ制限で、それぞれ4名まで。スリッパの数で判断する。全9室なので、それほど混み合うこともない。

こじんまりした脱衣所。洗面台には化粧水などのアメニティあり。ドライヤーがひとつあるのだけど、温風の出し方が分からない。前の人たちも分からないって言ってたけど、自分がやってみても分からなかった。

浴室もこじんまり。

壁際にシャワーが4つ。間隔は狭め。

湯船もさほど大きくないので、2人入ってたら遠慮するくらい。想像より深い。

湯口からは結構な勢いでお湯が出ていて、

湯船の温度は41.5度。端からざばざば流れ出てるけど、多分これがまた循環濾過されてる。

単純温泉で、成分の総量が350mgと薄い温泉。源泉が26度なので加温してる。加水はないみたいだけど、循環。

朝、内風呂に浸かってたら、露天風呂にいた人が戻ってきて洗い場に。目の前で身体洗ってるのがちょっと気になるほど、こじんまりしたスペース。いそいそと露天風呂へ。

こちらは庭園風になっていて開放感があり、気持ちいい。屋外だけど、ちゃんと屋根がある。湯船も少し広め。

2004年に開湯した大原温泉は、1,175mの深さから毎分約120ℓの湧出量があるらしい。掘削に共同出資した3軒の宿が引湯してる。
そのうちの大原山荘には、露天に源泉壺風呂があるみたい。26度そのままのかけ流しなのかな。

ここは、露天風呂も内風呂と同じく循環。塩素臭が内風呂よりきつく感じる。

底にも湯の出入口がある。

湯温は41度と内風呂より少しぬるめなので、ほっとする。pH 8.7の弱アルカリ性だけど、それほどつるつる感はない。

端の方の底に白い塊がたくさん溜まってた。

露天風呂付きの客室が2つある。まだ桜が咲いてなかったけど、桜の間に。

洗面所の奥にシャワールーム、その向こうがテラスのような造りで露天風呂がある。

東屋みたいに屋根がついてる。

大原の山々を眺められる、すごくいいロケーション。

2人入れなくはないけど、1人でゆったりサイズかな。温度を測りにきた時に、塩素臭がきつかったので、大浴場と同じだなと思って入らなかった。旦那さん専用。

湯口で40.7度、湯船は40度ちょいとぬるめの設定。これはいい。加温循環で熱いのは最悪だから。

この溢れ出たのがまた戻るのだとは思うけど、一見かけ流しみたいに見えてあまりこだわらない人にはいいのかも。
多分、湯底からも湯の出入りがあったのでは。

山に沈む夕日も眺められそうだけど、この日は生憎のお天気。

大原温泉 湯元 旬味草菜 お宿 芹生
★
単純温泉
26.0度
pH 8.7
120ℓ/分
男女別露天風呂付き大浴場
加水なし 加温循環消毒あり
2022.4.2 宿泊



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