神の湯温泉 ホテル神の湯温泉(山梨)

甲府駅から車で15分足らず、甲斐市の高台の住宅街に建つ一軒宿、ホテル神の湯温泉。昭和47年に神のお告げで湧いた温泉。

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桜に囲まれてるホテルというので春に。ほぼ散っていたけど、部屋からは富士山が綺麗に見える。

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1階の奥にある大浴場。右側が女湯、左が男湯で入れ替えはなく、24時間入浴できる。

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日帰り入浴客と宿泊者は出入り口が別で、脱衣所も別。女湯の外来は廊下をさらに進んだ奥から。日帰りの利用時間は11時から23時まで。

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畳敷きの脱衣所。右奥にもちょっと狭いけどスペースがあり、

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客室数24室だし、一晩中いつでも入れるので、混み合ってる時はなかった。

壁向こうの日帰り用の脱衣所からは、がやがや話し声が聞こえてくる。

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広い浴室。4ブロックに分かれて大きな湯船がたくさんある。

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振り返って脱衣所を見ると、右が宿泊者用の脱衣所と出入り口。左が日帰りと、完全に分かれてる。

地元の常連客が多く、夕方や夜は脱衣所も洗い場も圧倒的に日帰りの人が多かった。

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宿泊者側出入り口の左手に、ちょっと囲われた洗い場。シャワーが4つ。

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脱衣所側の壁際に6つのシャワーが並んでる。

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日帰り用の出入り口前に飲泉場があるけど、修理中。

山梨県には、21施設しか飲泉ができる温泉がないので、飲泉できると強くうたってるのに‥。慢性消化器病や慢性便秘に効果がある。飲めたら。

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7種類もの湯船があるのが自慢みたい。

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左ブロックには3つの湯船。

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角の小さめの湯船は41〜43度の湯船で、リラックス湯という名称。

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湯口からざばざば出てるけど、どこからも溢れ出てないので、循環濾過だと思う。塩素臭もしっかり。私が入った時は41度だった。

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そもそも毎分137ℓしか湧出してないのだから、これだけの湯船をまかなえるわけないか。

その横のはバイブラバス、泡風呂。

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ボタンを押すとジェットバスになる。

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隣の一番大きな湯船はぬる湯で、36〜38度。

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寝湯もある。

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湯口も塩素臭がすごい。湯口から投入もあるけど、

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壁の穴からも投入されてる。どこからか湯が溢れてるのは見当たらない。

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湯温は大体36度で、さすがにいいぬる湯なので、ここにずっといた。ほんの少しだけ、つるりとした肌触り。pH 8.4の弱アルカリ性。

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泉質はナトリウム-塩化物泉。ねっとり感はほとんどない。

右側ブロックも3つの湯船があり、手前の奥は打たせ湯。

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壁のボタンを押すと出る仕組み。

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小さな湯船は上がり湯で43度。

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奥の大きめのは38〜40度。武田信玄が好んだ温めの湯にゆっくりと浸るということで、信玄湯。私が入った時は40度ちょい。

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源泉温度は46.4度で、どれも加温湯。そのままかけ流しにしたらどれくらいぬるくなるのか分からないけど、これだけ湯船作るぐらいなら、一つくらい源泉かけ流し湯船にしたらいいのに。

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最後の7つ目は露天風呂。

ほんの少し残ってる桜が見える。満開の時は綺麗だろうな。

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露天風呂は38〜41度設定。私が入った時は41度。これだけ細かく湯船ごとに温度差つけてるのはすごい。

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豊富なかけ流しとか、100%源泉かけ流しとかどこにでも記載されてるけど、縁から溢れ出てないし、10時から11時の清掃で完全換水できると思えない。

おそらく全ての湯船が循環濾過。一部かけ流しにも見えないけど、何か仕掛けがあって、一部かけ流しなのかもしれない。湯底から回収したお湯を一部排湯してるとか?

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大浴場の他に4つの貸切風呂があり、うち1つだけ「輝きの湯」は宿泊者専用。

大浴場の出入り口の階段を2階に上がったところ。スタッフの手作りという露天風呂は、窓から外へ出るような造り。

一回50分程が目安で、無料で24時間利用可能。

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だけど、ほぼ使用中で、入れたのは早朝のみ。

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“空いております”を裏返して、“入浴中です”にして、中から鍵をかけて入る。

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脱衣場は完全な屋内で、ドライヤーまである。

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この扉を開けると外。シャワーもあり、手前には屋根もついてる。

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富士山と甲府盆地を一望できる、すごい絶景露天風呂。

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湯船に入った状態でも、柵越しだけど富士山が見える。

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藍色の丸い陶器の湯船。2人入れなくはないかもだけど、1人サイズでしょう。

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縁から湯が溢れ、かけ流されてる。

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源泉かけ流しとは、ここのことか。

湯口からは43度のお湯が注がれていて、湯船は40度ちょいのぬる湯。循環装置はあるみたいだけど、入れた分だけ出てるように思える。

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つるつる感があり、消毒臭は気にならない程度。

明るくなってくると、湯船の中に白や薄茶色の湯の花のような浮遊物が結構たくさん見えてきた。

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貸切家族風呂はあと3種類あり、1回50分間(3,000円)の完全予約制。予約したプランが2回貸切無料だったので、それほど興味なかったけど行ってみた。

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予約時間にフロントで鍵をもらい、フロント奥のエレベーターで下に降りる。

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通路を曲がった先に、3つの貸切風呂がある。

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この卵きっと、今から行くたまご型蒸し風呂付石風呂の卵だ。

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行ってないのは洞窟風呂。興味ないけど、最大20人まで入れる大きさらしい。

これらの貸切風呂を含めると、11種類の湯めぐりができる宿。

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たまご型蒸し風呂付石風呂へ。

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細長い脱衣場で、洗面台まである。

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ガラス戸の向こうに板張りの浴室。シャワーもある。

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大浴場の湯船でもおかしくないくらいのゆったりした切り石の湯船。夜で薄暗いからか、ほんのり色付きのあるお湯に見える。

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微妙に溢れてるかな?浸かるとちゃんと溢れ出る。

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湯温は41度。

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湯口から少しずつ注がれていたのは、源泉そのものだったのかもと、後で思った。

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触ると褐色の湯の花が溜まってた。

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循環もしてるけど、一部源泉かけ流しの湯船だったのかも。

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外へ出る扉を開けると庭園。紅い橋と少し残ってる桜が見える。

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左手にカプセルのような蒸し風呂。やっぱりこれか。後ろ側が廊下から見えてたやつ。

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源泉の湯気を使った蒸し風呂は、35度程らしい。衛生的にこわいので、利用せず。

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翌朝貸切をもう一つ、大きな樽風呂も利用。

昨夜、隣の貸切石風呂に入って、一部でもかけ流しなのは貸切風呂だと思ったので。

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同じような造りの細長い脱衣場。ガラス戸の向こうに板張りの明るい浴室。

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想像を超える大きさの樽がある。日本で2番目に大きな高野槇だそう。

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入ってみるとさらに大きく感じる。高野槇は世界三大美樹。

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ちょろちょろっと縁から溢れるかけ流し。

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湯口からは42.3度のお湯が少し出てる。加温源泉なのかな。もしかしたら源泉そのものかもしれない。

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湯口がすごい着色されてるから。

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触るとねっとり、ほんの少し褐色の湯の花が指に付く。

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もちろん湯船の中にも湯口があり、勢いよくそこから湯が出てる。

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この時はここから41度くらいのお湯が出ていて、湯船は40.7度だった。

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湯の花の塊がほんの少し。

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窓を開けると庭園が目の前。桜が少しだけ残ってる。

大浴場だけだとがっかりだったけど、貸切風呂を利用して良かった。

 

神の湯温泉 ホテル神の湯温泉
★★
ナトリウム・塩化物泉
46.4度
pH 8.4
137ℓ/分
男女別露天風呂付き大浴場 貸切風呂4
加水なし 加温循環消毒あり
2022.4.9 宿泊

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