女満別空港から1時間ほど、屈斜路湖畔の温泉 赤湯 ワッカヌプリ リゾーツ(北海道)-温泉手帖♨︎ のお隣にある池の湯温泉 露天風呂。
小雨がちらつく夕方、誰も居なそうだなと散歩がてらふらりと。同じ敷地かってくらい近い、ほんとに隣。
わぁ、露天風呂。てか、野天風呂。あまりに広くてびっくり。直径約15mで、一度に100人入れるサイズなんだとか。名前の通り池のように大きい。昭和62年に今の形に改修。改修前はもっと大きくて22mだったそう。
湖岸に数多くの温泉が湧き出す屈斜路湖。
湖に近いというより繋がっていて、湖の水が入ってくるようになってる。その水が温泉と混ざり合い、適温になるとの説もあるけど。
夏は水が入りぬるめになり、冬は逆に温泉が流れ出て、露天風呂は熱めなのかも。
今の季節はどうなんだろ。温泉の湯が少しずつ湖に出ていってるようにも見えるけど。
湖岸に湧く源泉を囲った露天風呂は足元湧出で、下から湧いてる。
無料の公衆浴場として24時間利用でき、ちゃんと男女別の脱衣所が2つ建ってる。混浴だけど水着着用も可。
更衣室っていうのが、プールとか海っぽい。入りに来る人たちにとっては有難い更衣室。
開湯は昭和54年。長年、温泉として利用されてきた池の湯。昔は、アイヌの人々が生地の加工に利用していたのだそう。
どこから入ればいいか悩む。
青みがかった笹濁りの湯だけど透明感はあり、湯底に敷き詰められてる玉砂利が見える。
藻がすごいとの情報が多いけど、NPOが定期清掃してるそうで、見た目それほどひどそうではない。意外に浮いてないし、透明感もあるなぁと思ったけど、湯の中の足場は藻の絨毯だった。よく見ると足場の石の側面にもびっしり。てか、野天風呂のこんなとこまで掃除できないよね‥。
手をつけると、グレーっぽいふわふわの湯の花が大量に舞ってることに気付く。藻、なのかもしれない。
ふわぬるの肌触り。泉質はナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩温泉。重曹泉由来の肌触りなのか‥。pH 6.6の中性らしい。
端っこだけど、湯温は37.5度。実際の屈斜路湖畔の源泉はとても熱く、源泉温度は52.5度とどなたかが書いてた。そう考えるとこの時期は湖の水が入ってきて、ぬる湯の適温にしてくれてるのかと。
開放感あり過ぎる大自然に囲まれた露天風呂。いろいろ条件が揃わないと足を踏み入れるのを躊躇する温泉かな。しかし、ほんと絶景。
屈斜路湖畔の温泉 池の湯 露天風呂
★★★
ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩泉
52.5度
pH 6.6
露天風呂1
加温加水循環消毒なし
2024.9 日帰り手浴
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