大分空港から1時間弱。別府駅からは40分ほどの由布院温泉。由布院温泉 亀の井別荘(大分)-温泉手帖♨︎ 、由布院温泉 山荘 無量塔(大分)-温泉手帖♨︎ に次ぎ御三家と称される由布院 玉の湯へ。
昭和28年、禅寺の保養所としてスタートした玉の湯。16室の宿で全室温泉内風呂付き。
山荘 無量塔は大浴場がなかったけど、こちらの宿は「外風呂」という名の大浴場がある。やっぱり大浴場はあった方がいいよなと思ってたけど、結局一度さらっと入っただけだった。
利用時間は夜11時まで。朝は6時から10時までで、男女の入れ替えはなし。
バスタオルは備え付け。洗面所は暖簾の向こうで、脱衣籠は稀なほど低い棚に置かれてる。どうやって利用するのが正解なのかな。
足拭きマットも替えが置いてあるの有り難い。
脱衣所のガラス窓から浴室がまるまる見える。
広々した大浴場。ガラスが多く外との区切りがゆるく、自然の中にいる感覚がある。
大きな湯船は縁だけが木造り。シャワーは4つで、きっちりと整えられてる洗い場。鏡と思いきやガラス窓だった。
天井は贅沢なほど高く、上は男湯と繋がってる。
外から見るとこんな感じ。
内風呂と露天風呂がひとつずつあり、どちらも循環で塩素消毒もあり。
湯口からほんの少しずつぽたぽたと注がれてるお湯は52.5度で、湯船は42度弱。源泉温度が55度なので、湯口は源泉なのかもしれない。
縁からは到底溢れ出ない。
pH 8.6のアルカリ性単純温泉。この宿が3つの中で最後だったのは、泉質が理由かな。やはり単純泉かぁって思っちゃう。保湿のメタケイ酸が214mgで一番多く含まれている成分。
外に出ると目の前に由布岳。
湯船にはギリギリ屋根がかかってる。全室温泉付きだけど内風呂だから、露天風呂好きな人には大浴場ありがたいだろうな。私は内風呂派だけど。
湯口は52度ほどで湯船は41.5度。縁から溢れない循環だけど、塩素臭は気にならないし、とぅるんとした湯感触。
熟慮し選んだ部屋は「山吹」。浴衣が素敵だった。
部屋のお風呂がちょうどいいサイズ。洗い場は無駄に広くて寒いとか綺麗じゃないとかがなく、心地よく清潔でものすごく程よい広さ。
湯船の大きさもまた、ものすごく程よい。ひとりで入るのに絶妙な大きさ。少し抜いて新しい綺麗なお湯を溜めるにも良き。
水も出せるけど、湯口が45度、湯船が41.5度という超適温で源泉だけでちょうどよかった。
縁から溢れるかけ流し。湯に入るとざばぁっと溢れる。
無臭だけど、強いて言えば、木の匂い。こんな普通の湯口から源泉が注がれる。
ふわつるの心地よい肌触りで、ずっと入っていたくなるし、何回も入りたくなる。適温も最高だし、単純泉とは思えない湯感触。
新年早々、巳年だからか、湯口が蛇に見えてしかたない。
由布院温泉 由布院 玉の湯
★★★
アルカリ性単純温泉
55.0度
pH 8.6
内風呂(男1女1)露天風呂(男1女1)
加温加水なし 循環消毒あり ※部屋風呂はかけ流し
2025.1 宿泊
コメント