植木温泉 離れ宿 大月苑(熊本)

玉の肌と言われる植木温泉。合志川沿いに旅館が並ぶ、開湯130年の温泉地。

熊本市中心部から車で北へ1時間の熊本市の奥座敷。空港からは30分ちょっととアクセスがいい。

f:id:ayumu27:20200520230322j:image

離れ宿 大月苑は自家源泉を持ち、敷地内の掘削場から直接源泉を汲み上げている。

43度前後の適温の湯が湧いていて、夏場に加水することもあるらしいけど、ほぼ1年中ほどよい温度でかけ流されている。

f:id:ayumu27:20200520230326j:image

半露天風呂がある離れが6つ、内風呂付きの特別室と和洋室2つの、全9室の宿。

f:id:ayumu27:20200520230204j:image

離れは木の回廊。

大浴場が本館の1階にある。平屋建ての建物は、和モダンというのかしっとり落ち着いた雰囲気。

f:id:ayumu27:20200520230415j:image

ロビーの奥で外履きを履き替え、廊下の中ほどに男女別の大浴場がある。シンプルな暖簾が好み。

f:id:ayumu27:20200520230222j:image

鍵付きロッカーなのだけど、お金を忘れてしまい、誰もいないのでそのまま利用。

f:id:ayumu27:20200520230240j:image

脱衣所の薄暗い感じから一変、温室みたいな明るい浴室。

大きな窓から庭が見えるようになっていて、奥の方は天窓になってる。開放感があり明るい。

f:id:ayumu27:20200520230237j:image

奥の湯船から溢れてかけ流されているお湯を見ただけで、わくわくする。

f:id:ayumu27:20200520230424j:image

シャワーは3つあり、湯船は2つ。

f:id:ayumu27:20200609233003j:image

小さいのとかなり大きなの。

f:id:ayumu27:20200521121135j:image

手前の小さい方は41度ちょい。熱いわけじゃないけど、大きい湯船よりは熱い。

自家源泉のとろとろのお湯はぬるぬるのアルカリ泉で、古い角質を溶かしてくれる美肌の湯。

f:id:ayumu27:20200521121139j:image

ここに注がれたお湯は、大きな湯船へと流れていく。

f:id:ayumu27:20200520230411j:image

打たせ湯のように、少し高さのあるところから、ざっばざっばとお湯が投入されている。

f:id:ayumu27:20200520230207j:image

こちらは40度ちょっと。泡が付いてふわぬるの肌触りがたまらなく気持ちいい。

f:id:ayumu27:20200521121325j:image

pH9.1のアルカリ性単純温泉。ほんのり硫黄の匂いがする。

f:id:ayumu27:20200609234538j:image

一番好きな泉質かも。ぬるぬるで硫黄の匂いがほんのちょっとだけするアルカリ泉。心持ちぬるかったら言うことないのにな。寒い時期に来たらいいのか。

f:id:ayumu27:20200609233202j:image

湯船の中に段差があるのだけど、段差の上はすごく浅くて、もう一段降りるのはちょっと深い。

大きな湯船なんだけど、この浅いエリアが結構なスペースをとってる。

f:id:ayumu27:20200520230319j:image

この浅い段差のところの縁から、もったいないほどの湯が溢れていく。

f:id:ayumu27:20200521121358j:image

緑の藻。新鮮な温泉が流れてくところに出来るらしい。

f:id:ayumu27:20200521121355j:image

この大浴場は、部屋に温泉あっても入りたい。利用時間は夜22時半まで、朝は7時半から9時まで。

前回の植木温泉は植木温泉 今宵の湯宿 悠然(熊本) – 温泉手帖♨︎。部屋の露天風呂は加温されてて熱くて、大浴場はない宿だった。大浴場も大切だな。

f:id:ayumu27:20200520230304j:image

部屋のお風呂は半露天風呂。

f:id:ayumu27:20200520230233j:image

ガラス戸を挟んで湯船が続いている、まさに半露天風呂。

f:id:ayumu27:20200520230418j:image

こんなふうにガラス戸を開けることができるので、寒い時や悪天候でも大丈夫になってる。

f:id:ayumu27:20200520230311j:image

手前側に湯口があり蛇口が付いてるので、止めることも絞ることもでき、湯温を好きに調整できる。最高。

f:id:ayumu27:20200609235232j:image

ガラス戸の辺りに岩があり

f:id:ayumu27:20200609235157j:image

露天エリアは周りが岩で

f:id:ayumu27:20200520230156j:image

そんなに広くなくて、どこに身を置いたらいいかちょっと微妙。

ずっと湯口側にいて、岩から向こうにはいかなかった。

f:id:ayumu27:20200609235545j:image

奥から湯がかけ流されている。

f:id:ayumu27:20200520230402j:image

ぬるぬるの湯感触。

白いふわふわの湯の花がたくさん舞ってる。大きいのもたくさん。

f:id:ayumu27:20200609235755j:image

岩にも白い析出物。床がすごく滑りやすいので、要注意。

f:id:ayumu27:20200520230152j:image

硫黄泉でよく見る、カランや金属が黒くなってるやつ。

シャワーもほんのり心地のいい硫黄の香りでぬるぬる。シャンプーや石鹸が洗い流せてるか分からないやつ。

f:id:ayumu27:20200520230226j:image

大浴場、ざっばざっばかけ流しで気持ちいいけど、好みのぬる湯で一晩中入ることができる部屋のお風呂は貴重。

f:id:ayumu27:20200610000627j:image

夜ごはんの丸十グラタンが甘いさつまいもで美味だった。また食べたいな。

 

植木温泉 旅館 大月苑
★★★★
アルカリ性単純温泉
42.4度
pH 9.1
64.9ℓ/分
内風呂(男1 女1)客室風呂9
加水加温循環なし 消毒あり

コメント

error: Content is protected !!