臼杵温泉 臼杵湯の里(大分)

大分空港から1時間15分ほど、大分市の南に位置する臼杵市。なかなか温泉がないエリアで、前回は鷺来ヶ迫温泉の俵屋旅館に泊まった。

臼杵の竹宵のために、もう一度念入りに探して見つけた臼杵湯の里。地下1300mから湧き出る自家源泉を持つ宿。

八町大路まで車で10分ほど、臼杵大仏殿のすぐそば。

ふく料理がいただけるうすき亭の2階に宿泊し、1階から別棟の大浴場、薬師の湯へ行けるようになってる。

スリッパを履き替え階段を上っていくと、

大浴場に辿り着く前に家族風呂がある。

4つの入り口が並んでる。宿泊者は60分無料で利用できるらしい。なんで利用しなかったんだろう。一般の方は60分2,200円。

あ、大浴場と全く同じ湯使いだと言われたから、露天風呂に入ることを優先したんだった。

通りがかりにちらっと。

日帰り入浴の時間は10時から23時(平日は22時)までで、家族風呂も同じ時間。

大浴場は、宿泊者も夜は23時までで、朝は6時半から。朝だけが宿泊者専用。でも露天風呂は利用不可。つまり、当日は露天風呂に入る時間を優先するしかない。

臼杵唯一の温泉だけあって、日帰り入浴客も多い。夜もぎりぎりの時間までしっかり人がいた。

翌朝は、時間によっては独泉。昨日の脱衣所の混雑がウソみたいに静かで、落ち着いて利用できる。

洗面台とドライヤーもある。

広い浴室で、右手に6つ、

左手にも6つのシャワー。

ボディソープとリンスインシャンプーは備え付け。

内風呂は循環で42.5度。塩素臭あり。

湯口からは43度のが出てた。

ここから排湯されることはほとんどなさそう。

どこからどうか分からないけど、完全な循環だと思う。でもお湯はぬるぬる。

内風呂が循環ってのは分かっていたので、そそくさと露天風呂へ。

でも朝は露天風呂は使えない。出入り口には、露天風呂に保温シートをかけてたのを外したのかなという状況。

少し遠いので、外履きが置いてある。私は使ったけど、使ってない人の方が多かったな。特に夜は。

自然の岩盤をそのまま使用して作られたという開放的な露天風呂。

かなり広い。夜は10人くらい、ひとりの人もいるけど、2人組が4、5組は絶えず入ってて、みんな喋る喋る。日帰り入浴施設あるあるかな。

奥だけ屋根付きなんだけど、そこはかなりの浅さ。

右奥に湯口。夕方は43度超えの湯が投入されていて、湯船は40度ちょい。3つパイプがあるけど、多分ひとつだけしか出てなかった気がする。

屋根のないエリアの側面からも湯が投入されてる。

pH 8.1でアルカリ性ではあるけど、こんなに?ってくらいぬるぬる浴感。重曹成分のせいなのかな。

泉質はナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。源泉温度が25度なので加温してる。加温してるのに、こんなにぬるぬる。

露天風呂だけは、加温のかけ流しだと認識してたのだけど、どうなんだろ。ここのお湯は循環されずに完全に排湯されてるのかな。

夜はかなりのぬる湯だった。夕食後すぐは38.5度あったけど、時間とともにぬるくなっていき、23時近くなると36度まで。みんな寒くて出られない。2時間くらい入りっぱなし。

湯口から出るお湯も36度だったので、夜は加温を止めるんだろうな。寒過ぎて屋根付き浅いエリアにはいられず、少しでも深いところで肩まで沈んで、お喋りを聞き流し続ける。

 

臼杵温泉 臼杵湯の里
★★
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉
25.5度
pH 8.1
内風呂(男1女1)露天風呂(男1女1)貸切4
加水なし 加温循環消毒あり
2022.11 宿泊

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