あまりに有名な秘湯 鶴の湯。
新幹線の田沢湖駅からバスでアルパこまくさへ(約35分)、そこからは宿の送迎。
鶴の湯は乳頭山の麓の乳頭温泉郷の中で最も古く、350年もの歴史がある宿。元禄時代の1688年から湯宿としての記録が残っている。
鶴の湯の半径50m以内に泉質の異なる4つの源泉が湧いている。それぞれ白湯、黒湯、中の湯、滝の湯という源泉名。
同じ敷地から効能、泉質が異なる4つの温泉が湧く珍しい温泉場。
どれも硫黄香る乳白色の湯。どのお湯がどの泉質か、図や解説を見ながら整理しながら。
白湯は美人の湯。別名冷えの湯。
さらっとしていて、適温で気持ちいい。
含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素塩泉(硫化水素型)。
混浴露天の鶴の湯は足元湧出。源泉はこの白湯。女性露天も、湯底自噴に白湯を引湯している。
黒湯はぬくだまりの湯、子宝の湯。
熱め。加水されてるけど熱い。
切り傷や火傷にも効く。
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。中の湯は眼っこの湯、眼病に効くらしい。
少しなめらか。リウマチにも効く。飲用もできるがすごくクセがある。
含重曹・食塩硫化水素泉。
打たせ湯の滝の湯は、含硫黄-ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉。
シャンプーやシャワーがあるのは、屋外に出ずに廊下づたいで行く男女別の内湯のみ。小さいので、超タイミングよくなければ入れないけど、源泉白湯のかけ流し湯船。運良く1人で入れたので、ゆったりシャワーして、白湯を独り占めできた。
全部の源泉に入った。自分が硫黄臭。お肌はすべすべつるつる。
乳頭温泉 秘湯 鶴の湯
★★★★★
含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物・炭酸水素泉
59.6度
pH 6.6
内湯(男4女4)露天風呂(混浴1女2)
加温循環消毒なし一部加水あり
2016.9.18 宿泊
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