俵山温泉 町の湯(山口)

全国平成温泉番付の西の横綱 俵山温泉は約1100年前の平安初期に発見された歴史のある温泉。

江戸時代には長州藩毛利家直営の湯治場となり、明治期以降は「町の湯」はリウマチや神経痛、「川の湯」(現在の「白猿の湯」)は皮膚病や火傷、「正の湯」は胃腸病の名湯として知られてきた。

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成分が薄い単純温泉なのに、江戸時代から現代に至るまで「リウマチの名湯」として知られているのか。
温泉分析書では読み取れない「湯力」を科学的に検証したところ、還元力が強く、抗酸化作用があるので、老化や生活習慣病等を抑制してくれる、溶存水素の還元作用により引き出された抗酸化力、抗炎症力があることなどが分かっている。

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温泉街の旅館に温泉は付いていなくて、共同浴場の「町の湯」か「白猿の湯」に入浴しに行くスタイル。迷わずリウマチに定評のある「町の湯」へ。

39.5度と40度の2つの湯船。1つはかけ流しで、もう1つは加温、循環、消毒あり。

お湯はアルカリ泉でつるっつる。湯上りはしっとり。何もつけなくてもしっとり。

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源泉で顔を直接洗うと硫黄を感じる。飲むとしっかり硫黄。

俵山温泉では珍しい温泉付の宿、山口屋別館に宿泊したけど、結局は「町の湯」通い。そして、宿の設備が限界。何匹も子ムカデ倒した。次回は「町の湯」に近い、もう少し綺麗なとこがいい。

日本海を望む長門市の元乃隅稲成神社に行ったあと40分程南下したところが俵山温泉。

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俵山温泉 町の湯
★★★★★
アルカリ性単純温泉
41.3度
pH 9.9
男女別内湯2つずつ
加温加水循環消毒なし 浴槽によりあり
2016.6.18 宿泊

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