早太郎温泉 季澄香(長野)

中央アルプス駒ヶ岳大自然を望む早太郎温泉。開湯は1994年と新しく、駒ヶ根高原大田切川近くに3つの日帰り温泉と10軒の宿泊施設がある。

 

駒ヶ岳ロープウェイ乗り場のしらび平駅まで、車で30分かからない。

 

去年はガスで何も見えなかった千畳敷カール、今年は曇ってたけどとりあえず見えた。

 

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あずさで岡谷駅まで2時間20分。飯田線に乗り換え、駒ヶ根駅まで1時間10分。宿までは車で15分ほど。かなり遠いよ。

 

一年前には早太郎温泉 囲炉裏とくつろぎの宿 ホテルやまぶき(長野) – 温泉手帖♨︎に泊まった。今回は全8室の宿、季澄香(ときすみか)に。

 

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すぎゆく「季節」の中で「澄んだ」風と水の流れ、自然の「香り」を感じてほしい、という想いらしい。

 

全客室にお風呂があり、大浴場はない。隣にある姉妹館のホテル季の川の大浴場に入れるそうだけど、現在リニューアル工事中。
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アメニティに檜のリボンなるものがあり、無色透明無臭のお湯なので、檜の香りで入ることができると言われたけど、いやそれはいいかな。

 

檜の湯船だったらよかったけど。
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湯船は特注の信楽焼。シャワーは普通のと、真上からぶわっと出るやつの2つが付いていて、余程注意しないと、頭から水をかぶることになる。

 

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循環装置が付いてて41度に設定されている。ぬるくできるか聞いたら、これで好きに湯温調整すればいいって。つまり循環。自動でされる足し湯はもちろん温泉じゃない。

 

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蛇口からは加温源泉。

 

予想が当たり、循環装置(追い焚き)を作動させなければ、純粋な加温源泉に入れる。んだと思う。

 

蛇口から湯を出すと、湯面にたくさんの泡が浮く。

 

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身体にも泡がすごいついて、ぬるぬるの肌触り。湯感触もめちゃくちゃぬるぬるで気持ちいい。

 

pH 9.2のアルカリ泉。成分は薄いけど、重曹泉。もう、ぬっるぬる。加水加温消毒してても★1.5なほどの浴感。

 

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早太郎温泉は3本の混合泉で、どの宿も源泉貯水槽から同じ源泉を配湯されているそう。

 

源泉が28度なので、加温するしかない。多分貯水槽に入れるってことは、消毒も投入されてるんだろうな。

 

で、各旅館、施設がそのお湯を加温加水したり、循環濾過して使用しているみたい。

 

部屋に温泉分析書はなかったのだけど、ありますか?と訪ねたら、隣の大浴場が利用できる時に掲示していた大きなパネルを持ってきてくれた。すごく誠実に対応してくれて、とても好感がもてる。

 

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窓を開ければ半露天風呂ということだけど、まぁ、内風呂かな。

 

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朝ごはんの蕎麦粉のガレット、一枚ずつ焼き立てを運んでくれる。美味。

 

早太郎温泉 季澄香

アルカリ性単純温泉

28.4度

pH 9.2

客室風呂8

加水加温循環消毒あり

2020.10.3 宿泊

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