裏磐梯まで新幹線の郡山駅からレンタカーで1時間ちょっと。磐越西線で猪苗代駅まで40分かけて行けば、そこからタクシーや送迎で30分ほど。
敷地内に源泉を持つ裏磐梯レイクリゾートの迎賓館 猫魔離宮に宿泊。宿泊者専用の大浴場は虹の森温泉。
このドアを出てからの外廊下が長くて寒い。暖まりにもう一回、と思っても腰が重い。
大浴場は男女別で、入れ替えはなし。夜は23時までで、翌朝は6時から12時まで。チェックアウトが11時だからぎりぎりまで入ることも可能。
ゆったりしたちょっと高級感のある脱衣所。バスタオルもフェイスタオルも備え付け。本館はタオルを持って行かなきゃいけないので、棲み分けされてる。鍵付きロッカーもあり、
アメニティも揃ってる。
平日で誰にも会わなかったので、脱衣所も洗面所も広々使えたけど、83室の宿にしてはこじんまりし過ぎかも。
両脇に洗い場。右側はしっかり仕切りのあるシャワーが8つだったかな、左側には仕切りなしのが同じくらいの数ある。
正面に湯船が2つあり、右手にサウナと水風呂。
高い天井が広い浴室をより広々感じさせる。
湯船は大小。緑がかった湯色に見える。
小さな湯船は3人までかな。
結構湯量を絞って注がれてる。
手前側にかけ流されていて、湯船の縁や床はしっかり茶褐色。
茶色の湯の花がたくさん。ほんのり塩気があり、砂っぽい匂いがする。つるつる浴感で、湯から上がると肌がねっとりする塩化物泉。天然の保湿成分のメタケイ酸が200mgも含まれていて、美肌の湯でもある。
2つの湯船は境目の縁の上を湯が行き来できるようになっていて、微妙な湯温調節をしてある。
湯量が絞られている小さな湯船は42度弱。絞られてるけど熱い。湯口は44.5度前後。
大きい方の湯船の投入量はざっばざば。湯口の温度は44.5度と小さな湯船と同じ。それでも湯量が多いので湯船全体の湯温は43度超えで、かなり熱い。
境目からは大きい湯船から熱いお湯が小さい方へ流れ込んでる。
どちらの湯船も湯が溢れ充分にかけ流されてる。
湯底の隅には茶色の湯の花がしっかり溜まっていて、足を踏み入れるともわっと舞い上がる。
古くから“黄金の湯”と呼ばれていた鉄分豊富な湯。湧出時には無色透明だけど、空気に触れると酸化し褐色のにごり湯になる。
敷地内にある源泉はpH6.2の中性のナトリウム-塩化物・硫酸塩泉。源泉温度が51.9度なので、そのままかけ流しできそうなものだけど、加温のかけ流しらしい。
大きい方の湯船は湯底からも投入されてるみたい。しっかり消毒臭がする。
こちらも茶色の湯の花が大量に舞ってる。
露天風呂は屋根付き。
眺望は木立。
湯船は42度ほどで決してぬるくはないけど、外気がかなり寒いのでこれくらいでちょうどいいかも。屋外だけど消毒臭が少し気になる。
湯口からは41度ちょっとの湯が投入されていて、湯船の中にも湯口あり。露天風呂と大きな湯船は循環ありなのかもしれない。入るタイミングによって、湯口の温度は違ってる。
ただ、しっかり外に溢れてかけ流されてる。
翌朝は、昨夜1番ぬるかった小さい湯船が1番熱く、大きな湯船はぬるかった。でも疑いなくかけ流しだと思うので、小さい湯船推しで我慢して入った。
猫魔離宮の宿泊者は本館の猫魔温泉 裏磐梯レイクリゾート 五色の森（福島） – 温泉手帖♨︎の大浴場「オーロラ」にも入ることができる。かなり遠いので億劫にはなるけど、本館の方が遅くまで利用できるし、露天風呂が桧原湖ビュー。
猫魔温泉 裏磐梯レイクリゾート迎賓館 猫魔離宮
★★
ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
51.9度
pH 6.2
580ℓ／分（掘削自噴）
内風呂（男2 女2）露天風呂（男1 女1）
加温消毒あり 加水循環なし
2021.4.26 宿泊
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