裏磐梯までは新幹線の郡山駅からレンタカーで1時間ちょっと。磐越西線で猪苗代駅まで40分かけて行けば、そこからタクシーや送迎で30分ほど。
裏磐梯レイクリゾートの本館にあたる五色の森の大浴場に、猫魔温泉 裏磐梯レイクリゾート 迎賓館 猫魔離宮(福島) – 温泉手帖♨︎の宿泊者も入浴することができる。
ただ、長い長い廊下を歩いて行くことになるので、夜中にもう一回暖まりに行きたいなと思っても、遠さに負ける。
あと、これが大浴場の入り口って気付かなくて、通り過ぎてしまう。
男女別の大浴場で夜は25時まで。猫魔離宮が23時までだから、それ以降に入りたいと思ったらこちらなんだけど、遠かった。翌朝は5時から10時半まで。男女入れ替えはなし。
広い脱衣所にずらりと棚が並び、間引きめに籠が置いてある。
洗面台はしっかり8つ。平日で貸切状態だったから広々ひとりだけど、大型ホテルだとこれでも混むのかも。クレンジングや化粧水などアメニティは揃ってる。
ただただ広くて、スパみたいな大浴場。さすが241室の大型リゾートホテル。だけど独泉。
内風呂は2つで「オーロラの湯」という名前。
開放感のある窓からは、湯船を取り囲むように木立と桧原湖が望める。
円形湯船の横に5つくらいシャワーがある洗い場があり、その奥の段差を下りたエリアに広い洗い場。ずらりとシャワーが並ぶ。14個だったかな。仕切りがある部分もある。
右手にはサウナもあったような。
2つの湯船は見るからに湯色が違う。細長い方は白湯なのかなと思うような透明。
この形、桧原湖を模してるのかしら。考え過ぎ?ガラス戸からは樹々の向こうに桧原湖がしっかり見える。
右手にある蛸みたいな湯口から、無色透明に見える湯が注がれてる。
湯船の温度は41.5度ほど。この湯船は加温も循環濾過もあり。もちろん塩素消毒してるけど、それほど気にならない。
源泉温度は51.9度。なんで加温が必要なんだろう。季節によっては加水もあるみたい。
かけ流しも併用。
円形の湯船は茶褐色で、見るからに温泉。湯温は41度くらいで入りやすい。加温した源泉のかけ流し湯船。
pH6.8の中性。身体に優しく、長湯しても疲れにくいお湯。
湯口は湯船の中にあり、投入口は見えないけど、溢れてかけ流されている量で伺える。
じっとりした肌触りで、砂っぽい匂い。消毒臭も少し。
タイル造りなので、ほとんど析出物とかないけど、手すりには少し。
細長い湯船の奥に階段があり、降りていくと露天風呂の「ひばらみの湯」がある。
入り口に張り紙があり、湯口が4箇所あり、そこは熱いので注意するようにと。
張り紙によるとぬるそうな、入り口の一歩目が激熱で、ちょっと心が折れかける。
朝見てみると、まぁまぁ入り口付近に、入り口に向かった湯口あり。それは熱いよね。これを通り過ぎると大丈夫な湯温に。
湖側に湯が溢れ出ていて、湯船が桧原湖に続いているかのように見える。
たっぷりかけ流しで気持ちいい。加温のかけ流し。消毒臭は気にならない。
湯温は真ん中付近で41.5度前後。外気がめちゃくちゃ冷たいので、ゆっくり暖まれていい。
猫魔温泉は古くから“黄金の湯”として知られる名湯。ホテルの敷地内から湧出する鉄分豊富な湯は、湧出時には無色透明で空気に触れると酸化し褐色のにごり湯になる。
岩や側面には茶褐色の析出物が付き、湯の中には茶色の湯の花が大量に舞ってる。
底に手をつくと、いかにも鉄分といった着色が。きっとお尻もオレンジになってるはず。
朝も綺麗だったけど、夜も湖が青くはっきり見えて幻想的な景色だった。
こんなに大きな湯船や大浴場そのものが、独り占めで申し訳ない気持ちいっぱい。大丈夫かな?他に利用者いる?自分のためだけだったらどうしようと心配になるほどの独泉。
猫魔温泉 裏磐梯レイクリゾート 五色の森
★★
ナトリウム-塩化物・硫酸塩泉
51.9度
pH 6.2
580ℓ/分(掘削自噴)
内風呂(男2 女2)露天風呂(男1 女1)
加温消毒あり 加水循環なし ※循環湯船もあり
2021.4.26 宿泊
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