JR佐世保線の武雄温泉駅から車で10分の北方温泉。佐賀空港からだと50分、長崎空港からだと高速で50分ほど。
四季の里 七彩の湯は、スパみたいな温泉施設。マッサージはもちろん、酸素シャワーカプセルやよもぎ蒸し、カットサロンまであるスーパー銭湯。土日祝日のみ別棟に家族風呂もある。
男湯と女湯の入れ替えはなく、夜は22時まで。これは宿泊しても日帰り入浴の人と同じ。朝は宿泊者専用で、7時から9時まで。
専用時間の朝は空いてたけど、夕方や夜の脱衣所はやばい。この狭いスペースに20人以上がごった返す。ロッカーを縦一列おきに使用不可にしてることが、余計に混雑させてるのではと思うほど。
翌朝は昨日の混雑が夢みたい。
正面に43度ほどのかけ湯。
左側に仕切りのある洗い場がずらりと並んでる。シャワーは全部で20個ほどかな。シャンプーとボディソープはある。
右手に大きな内風呂が2つ。
洗い場の湯船側はベンチになってる。
2つの内風呂は橋が境にあり、ほぼ同じ大きさ、右手前の方が少し大きいかな。
地下1,200mより湧き出る自家源泉を保有してる。
湯口からざばざばと勢いよく出てるお湯は加温された温泉。湯船の温度によって調整されるようになってるのか、41度ちょっとから45度くらいまでを行ったり来たり。
源泉温度が37.7度なので加温してる。循環とかけ流しの併用とあるけど、あまりかけ流されてる感じはない。
湯船は41.3度。循環特有のふわつるの肌触り。
pH 8.2の弱アルカリ性のナトリウム-炭酸水素塩泉で、ものすごいぬるぬる感のあるお湯。
側面の穴からも湯が出てる。
橋の向こう側の湯船は、ジャグジーと寝湯があり、ぼこぼこの気流にのって消毒臭がかなり強い。
殺菌効果や保湿効果に優れた美肌の湯だと大々的にうたってるけど、循環で塩素もしっかり入ってて効果あるのかしら。
こちらの湯口も同じく加温湯。
湯船の温度は、夕方は40度ちょいのぬる湯だったけど、翌朝は41.8度と右側より熱くなってた。どちらがぬるめって決まってないのか。
一角に水風呂。これも源泉らしい。
その隣にはサウナがある。朝は電気が消えてたけど、日中は無限ループの常連さんでごった返してた。
サウナの入り口から見た内風呂。壁には紫式部がいたような。
さて、真ん中の橋を通り、ガラス戸を開けて屋外へ。
右手に岩で囲まれた大きめの露天風呂。
正面から左側に3つの湯船が並んでる。
脱衣所側から見るとこんな感じ。どちらも屋根がついてる。
岩風呂には奥と真ん中に、2つ湯口がある。
湯口のまわりは薄茶色の析出物も付いてるけど、やっぱり内風呂と同じく、39度から44度くらいを行ったり来たりの加温湯が注がれていて、湯船は39度前後とぬるめ。
翌朝も39度だったけど、入浴時間の終了間際にざばーっと一気にお湯が投入され、41度まで湯温を上げてた。すごい調整力。
真ん中の湯口からも自在に調整された加温湯がざばざば出てた。お湯はふわふわの湯感触。
人がたくさん入ると、ここからお湯が溢れていくのかな。
岩風呂の奥には打たせ湯。スイッチを押すと勢いよく湯が落ちてくる。
3つ並んでる湯船はそれぞれ1人サイズ。右側の木の寝湯らしきものは故障中。
左奥は陶器の壺風呂。夜は利用されてたけど、朝は湯が抜かれてた。
真ん中にあるのは木桶風呂。これも残念ながら朝は湯口からの投入がなく、水みたいになった湯が溜まったままに。
この2つが唯一のかけ流し湯船だと思う。昨夜は39度くらいのぬるめで気持ちよく入れた。長く浸かっていられたけど、しばらくしてから汗だくに。
翌朝もこれに入るのを楽しみにやってきたのに。
日帰り入浴時間だけしか、かけ流ししないなんて、宿泊者に優しくない。
宿泊棟は離れと別館があるみたいで、露天風呂付きの離れは、大浴場や食堂のある建物の裏手にある。
檜の内風呂があるけど、これは沸かし湯。
ガラス戸の先に広い庭があり、手前に露天風呂。
かなりゆったりサイズ。湯船の中の周りには段差がある。
間違いなくかけ流し。
湯口からは44度の加温湯が注がれていて、湯船の温度は43度超えてた。熱過ぎたのでフロントに相談。40度くらいがよかったので、2、3度下げてもらえたらと。
これが運の尽きで、どんどん冷めていく湯船は35度割れ。外気10度でこれは寒すぎる。朝ご飯の時に少し上げてほしいとお願いするも、担当者いないから無理だと。結局チェックアウトまでこのまま。
湯口には薄茶色の湯の花がねっとり。
湯船の底にもたくさん漂ってる。
うーん。客室露天風呂は間違いなく加温源泉のかけ流し。大浴場とは全然違う。なのに寒すぎて入れないとか残念すぎる。
北方温泉 四季の里 七彩の湯
★★
ナトリウム-炭酸水素塩泉
37.7度
pH 8.26
160ℓ/分
内風呂(男2女2)露天風呂(男3?女3)
加水なし 加温循環消毒あり※客室露天風呂は循環なし
2021.11.13 宿泊
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