小浦弁天鉱泉 旅館 弁天鉱泉(千葉)

南房総市の旅館 弁天鉱泉は、昭和37年に初代館主が源泉を発見して創業した温泉宿で、昭和44年に数十m離れた現在の場所に移転。

最寄駅は内房線の岩井駅で、東京駅から早くて2時間くらい。八重洲から高速バスの房総なのはな号だと、1時間半ほどのハイウェイオアシス富楽里で下車。どちらも事前に連絡しておけば、駅やバス停に送迎してもらえる。

房総の秘湯。最近、関東首都圏の秘湯と名乗るお宿をいくつか訪れて、秘湯って‥。以前は秘湯だったけど、開発が進んだところもあるか。別に秘湯好きではないので、どうでもいいのだけど。こちらは山の中でもアクセスしづらくもなく、とても綺麗なお宿。

大浴場は1階にあり、この入り口のドアから入ると、というか、外に出る感じか。

出ると廊下があり、突き当たりには、源泉 龍神泉とある。

その手前のガラス扉が開いてるところを左に曲がると、浴室が2つ並んでる。さらに突き当たりは露天風呂の出入り口。

手前の浴室は「龍神の湯」、奥が「弁天の湯」。男女入れ替え制なんだけど、刻みが多めで、19時から20時は入浴不可。時間割を見て確認しながら浴室へ。利用時間は夜22時まで。朝は6時から。

まずは左側の龍神の湯に。脱衣所にも今が男湯なのか女湯なのかの看板がある。洗面台にはドライヤーと化粧水と乳液。

岩に囲まれた浴室。

隅に濁り湯の内風呂。なんて表現したらいいんだろう。緑がかった白濁かな。

手前の四角い湯はかけ湯用なのか。一応測ってみたら36度だった。

洗い場にはシャワーがひとつだけあり、カランが3つ。カランは水と湯を自分で調節するやつ。

3人サイズの湯船。縁から溢れ出る湯が流れる部分は、湯の花が溜まり、ぬるぬる。

奥の部分に段差がある。座ると膝はしっかり見え、足元は見えないくらいの濁り。

湯に身体を沈めると、縁からしっかり溢れてく。

じっとりじわじわ染み入るような肌触り。

焦茶色の湯の花の塊が少し。

こちらの湯口は匂いはなく、茶色く染まった部分を触ってもあまりぬるぬるもしない。湯口は40.5度で、湯船の中は40.7度ちょい。湯温調節のために循環させてる。

源泉温度が14度なので加温循環し、一部かけ流しの湯使いなのかな。でも、湯温調節のために出しているという源泉蛇口がある。

この蛇口の周りの壁や湯船の段差は、白っぽい湯の花が付いていてぬるっぬる。冷鉱泉だけど、泉質は含硫黄-カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩冷鉱泉で、含有成分量が1,000mg超えてる。

源泉はものすごく濃い硫黄の匂い。くらっとするほど。手で受けて肌にかけると、つるつるの肌触り。天然の保湿成分メタケイ酸も80mg含んでる。湯上がりの肌はするっする。

源泉の飲泉所らしきものもある。

宿から5分ほど坂を下りたところにある厳島神社(小浦の弁財天)の祠近くに源泉がある。平安末期に源頼朝が再起のきっかけを得たとされるパワースポット。

白い湯の花がたくさん溜まってる。

飲泉所の奥に見える石段の上に露天風呂があるのだけど、温泉ではない。こちらも男女入れ替え制。

海を見渡せる展望風呂で、天気のいい日には富士山が見えるそう。

こちらが脱衣場。

展望露天風呂とセットの時間割になってる奥の「弁天の湯」。脱衣所の窓から露天風呂通路が丸見え。向こうからも見えるけど、通るのは同性。

広くて明るい浴室。正面の岩も真ん中が抜けてるので圧迫感が少ない。

大きなガラス張りの向こうには芝生の緑や池が見えてて、開放感がある。

やっぱり謎の正方形のかけ湯らしきもの。椅子や湯桶を置いてあるってことは洗い場ってことかな。

こちらもシャワーは左端のひとつだけ。誰かと洗い場で一緒になることなかったから、そんなに気にならない。

こちら側の湯船の方が大きい。細長いのでたくさん入れるわけでもないのだけど。

昨日よりも青みが強い濁り湯。1日に数回色が変わる不思議な源泉と謳っていて、基本は乳白、白緑、翡翠の3色だそう。

湯口のそばに、源泉蛇口。

薄茶色の湯の花が結構たくさん舞ってる。

毎日お湯を抜いて清掃しているので、夜22時までしか入れない。有り難いことなのですが。お湯を抜き換えて、オーバーフローの湯使いだからこそ、色の変化が見られるとのこと。

全4室のうち、露天風呂付きの部屋が1室だけ。こちらに泊まりたいので、なかなか予約が取れなかった。

メゾネットで、1階の和室の外に露天風呂。

湯船の上にはちゃんと屋根がある。

シャワーもあり、シャンプーなども揃ってる。

チェックイン時には青みがかった薄濁りで、こんなにちゃんと硫黄泉なんだと驚いた。加温かけ流しかと思ったけど、循環併用。

湯口には白い湯の花がぬるりと溜まっていて、ふわりと硫化水素臭がする。

夕方にはすっかり透明になっていて、循環の出入り口がくっきり現れてた。熱くてシャワーで少し加水したって言ってたからなのか。とてつもなく残念。

大浴場の冷たい源泉をたくさん浴びてからあがったので、家に帰ってからも身体から硫黄の匂いがしっかりしてて心地良さが続いた。

 

小浦弁天鉱泉 旅館 弁天鉱泉
★★★
含硫黄-カルシウム・マグネシウム・ナトリウム-炭酸水素塩・硫酸塩冷鉱泉
14.2度
pH 7.2?
1.4ℓ?/分(掘削自噴)
内風呂(男1女1)男女入れ替え
加温循環あり 加水消毒なし
2026.7 宿泊

コメント

error: Content is protected !!