あまり温泉見つけられない三重県で、宿名に温泉掛け流しの宿と付いてる志摩市の宿を見つけて。

名古屋駅から近鉄特急で2時間の鵜方駅。駅からレンタカーで10分ほどの海岸沿いに建つ、ねぼ〜や 志摩別邸。

早速、玄関先に源泉が。白い湯の花がそよそよしてる。手ですくって嗅いでみるけど、この時は硫黄の香りは感じられなかった。

この源泉の名前が「朝寝坊の湯」だから、ねぼ〜や。
源泉温度18.6度と冷鉱泉だけど、溶存物質が1,200mg以上あり、ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉。

大浴場はなく、貸切露天風呂が3つと温泉貸切家族風呂が2つあり、空いていれば自由に何度でも利用できる。時間は夜24時までと、朝は6時から10時まで。

いずれも1階にあり、フロント脇のこちらに木札があれば空いている。利用後は返却かごに木札を返すと、清掃後にまた札が提げられるしくみ。
内風呂の2つ「浜姫榊の湯」「紀伊潮菊の湯」と、露天風呂の「檜美の湯」は源泉かけ流しではないので行かず。内風呂は元は男女別の大浴場だったのかな、と思うような広さとつくり。

まずは3つの露天風呂の一番手前にある「陶海の湯」へ。

木札を提げて中から鍵をかけて入る。

脱衣場には洗面台もあり、化粧水やドライヤーなども揃ってる。バスタオルやフェイスタオルは部屋から自分で持参。

ちょっとした坪庭みたいになってて、露天感を出してある。洗い場スペースがあり、シャワーがひとつ。シャンプーなども置いてある。

緑色の丸い陶器の湯船。かけ流されてる様子はなく、下の穴から吸い込み、上の穴から投入されてる。上の穴の格子に繊維みたいなのがふわふわしてたから、湯の花かなと手にとってみたけど、多分タオルか何かの繊維。

湯口から注がれてる湯も湯船の中も42.5度弱と熱すぎて入れず。湯口横の水のボタン。PUSHと書いてあるのだから押していいのだろうと解釈し、お水で埋めると、その分縁から溢れるかけ流しに。

泡をともなってるけど、ふんわり感はあまりなく、じっとり肌にしみ入る感じ。硫黄の香りがほのかにするそうだけど、この日は嗅ぎとれず、消毒臭の方が感じた。
湯上がりの肌はかなりねっとりする塩化物泉で、汗だくに。
もうひとつのかけ流し露天風呂も見に行ってみる。

一番奥にある「天の光湯」は、自然石で造られた岩露天風呂。

立派な石造りの湯船。

湯口の石は茶色く染まっていて、塩化物泉が投入されてる感じ。

陶器の湯船と同じで、絶えず縁から溢れ出るかけ流しではなさそう。
全9室のうち7室が温泉露天風呂付き。

シャワールームの扉の向こうに半露天風呂。

簾の向こうには海が見えるけど、日差し避けか目隠しか簾が下ろされてた。上げて写真撮ればよかったな。

部屋の湯船はかなり大きめだけど、半分が浅い段差になってる。石の湯枕があり寝湯できるような造り。

湯温は湯口も中も42度に設定されてた。カランがあるので、加水しながら入ったけど、押してる間しか水が出ないタイプで、ちょっと不便だった。貸切露天風呂と同じで、加水すれば縁から溢れ出てかけ流しになる。
地下水利用のための井戸掘り作業中に湧き出したという自家源泉。加水用に源泉出してくれればめちゃくちゃいいのに。

意外にもアクセスしやすいし、海沿いの気持ちのいい立地。時季によっては富士山も見えるらしい。魚介のお料理もしっかりしてるし、ところてんサービスも嬉しい。温泉は期待はずれでも、また泊まるかも。知らずに行ったのだけど、龍の栖温泉 嵐を観る宿 御宿 The Earth(三重)-温泉手帖♨︎ と同じ経営だったようで、夕食時にサービスしてくれた。
志摩の国温泉 志摩別邸
★
ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉
18.6度
pH 7.4
40ℓ/分
貸切内風呂2 貸切露天風呂3
加温循環消毒あり
2026.8 宿泊


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