釧路空港から車で約一時間の阿寒湖。ちょうど紅葉の見頃を迎えている。
阿寒湖温泉の開湯は約140年前でアイヌの人々が利用する温泉だった。旅館ができたのは明治45年、昭和9年の阿寒摩周国立公園の指定により観光拠点として発展、現在は源泉が14本、宿泊施設は20前後ある温泉街が阿寒湖畔に広がっている。
阿寒湖沿いに建つ宿、あかん鶴雅別荘 鄙びの座へ。
観光船乗り場のすぐそば。部屋からの景色。見事な紅葉。
玄関奥に足湯小屋があり、ここから遊歩道へ出られる。
全25室全ての部屋に露天風呂があり、湖と紅葉を眺めながらゆっくり阿寒湖を堪能できる。
6階の客室露天風呂からの眺め。涼しい空気が心地いい。
大浴場は6階に銀の雫、7階に金の弓。男女入れ替え制で14時から22時までで、その後30分間が入れ替え時間。22時30分からは翌朝の11時まで夜中じゅう入れる。
銀の雫は内湯のみ。
バスタオルもフェイスタオルも完備で、気軽に大浴場へ行ける。すべすべの肌触りの切石でできた湯船。
42度後半と少し熱め。なめらかなお湯。メタケイ素が多く、保湿効果がある。
もうひとつ湯船があり、寝湯が4つ。
岩盤浴用のタオル地の服とマットがたくさん用意されていて、気持ちよく岩盤浴を楽しめる。
どの時間もかなり混んでたけど、夕方と早朝に2回。今までの岩盤浴の中で一番良かった。
お湯は無色透明の単純温泉。加水加温ありの掛け流し。露天風呂は循環あり。
7階の金の弓には、阿寒湖畔を望む露天風呂がある。
私は気にならなかったけど、「周りから丸見えだ」と呟く人多数。
この季節、ひんやりした空気が気持ちいいし、眺めもすごくいい。けど、循環だし、熱めなので。
内湯もやはり熱い。
こちらの岩盤浴は着座タイプが3つと、1番奥にひとつだけ横になれるところがある。
全部横になれるのだといいのにと思ったけど、着座だと気軽に出来る人もいるのかな。
とにかくここの岩盤浴、すごく気持ち良かった。
脱衣所には水と牛乳。
温泉は置いといて、岩盤浴最高。
冷蔵庫はもちろん、夕食時もバーも飲み物は無料。(バーは行かなかったけど。)
夕食のキンキの白味噌仕立てのお鍋めちゃ美味しかった。
朝靄の阿寒湖。幻想的だった。
阿寒湖温泉 あかん鶴雅別荘 鄙の座
★
58.7度
pH 7.0
内湯3 露天風呂1
加水加温あり 露天風呂は循環消毒あり
2018.10.13宿泊
コメント